【画像比較】ふぐの白子と卵巣の違い 混入は見た目で気づけるか?

【画像比較】ふぐの白子と卵巣の違い 混入は見た目で気づけるか?
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2023年6月8日に三重県四日市市のスーパーで販売されたフグの白子に、毒のある卵巣が含まれている可能性があるというニュースが入ってきました。

フグの卵巣には猛毒の「テトロドトキシン」が含まれているとして有名ですので、絶対に口にしたくないところ。

食べられるふぐの白子(精巣)と、猛毒である「テトロドトキシン」は同じ内臓なので、果たして素人に見分けられるものなのでしょうか。

卵巣が混入されていることはなかなかないとは思いますが、この機会に「ふぐの白子と卵巣の見た目の違い」を覚えておきたいと思い、調べてみました。

ふぐの白子に猛毒の卵巣が混入していた事故 詳細について

出典:ライブドアニュース

  • 四日市市日永のスーパー「タチヤ四日市店」で8日販売された石川県産のごまふぐの白子に、卵巣が含まれている可能性があると判明
  • 8日午後、卸売業者から保健所に情報提供
  • 同じ工場で加工した商品がこのスーパーでも販売されていたことで店が自主回収
  • 既に4パックが売れ、これまでに健康被害の連絡はない

参考・出典:ライブドアニュース

出典:Yahooロコ

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【画像比較】ふぐの白子と卵巣の違い 混入は見た目で気づけるか?

「ふぐの白子と卵巣の違い」は見た目で判断できるのか?

画像で比較していきましょう。

下の画像は、ふぐから撮れる内臓を比較した画像です。

出典:みなみ妙見甚六日記

肝臓は黄色みがかっているので、他との違いは明らかですね。
(肝臓も猛毒で食べられない)

白子はその名の通り表面が白くつるんとしていて、

卵巣は赤い筋があるのが特徴です。

知識があれば、見た目を比較すればある程度判断がつきそうですが、鮮度などにより見え方も変わってくると思うので、単体で見るとちょっと難しいかもしれませんね。

▼ごまふぐの白子

出典:shopping.geocities.jp

▼ごまふぐの卵巣

出典:美川ふぐの子

ちなみに、ごく稀に雌雄同体の両性ふぐがいるそうです。

▼白子(精巣)1つ、真子(卵巣)2つが対になっている。

出典:佳肴 季凛

この場合、卵巣と精巣が混じっているので毒素も共有していると考えられ、どちらも食べることは出来ません。

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明確に見分けるには切ってみる

白子と卵巣を明確に見分けるには、切ってみることが一番です。

卵巣なら、下記のように空洞ができています。

出典:佳肴 季凛

白子だと身が詰まっているので、その点が明確な違いですね。

▼魚さばく系の動画が好きで見入っちゃうのですが、こちらはふぐの卵巣と白子の違いが分かりやすいです。

「死にたくないなら切ってみる」ことが大事ですね。

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白子や皮を食べられない種類のふぐもいる

ふぐは身や白子、皮を食べるイメージがあるので、どのふぐでもその部位は食べられると考えてしまいますが、実は種類によっても食べられる部位が違うそうです。

また、同じ種類のふぐでも産地によって毒を持っていたり、持っていなかったりもするとのこと。

だからさばくには免許が必要なのですね。

ふぐの世界、奥深いです。

ふぐの種類と食べてもよい部位

ふぐの種類食べてよい部位
クサフグ筋肉
コモンフグ筋肉
ヒガンフグ筋肉
ショウサイフグ筋肉、精巣
マフグ筋肉、精巣
メフグ筋肉、精巣
アカメフグ筋肉、精巣
トラフグ筋肉、皮、精巣
カラス筋肉、皮、精巣
シマフグ筋肉、皮、精巣
ゴマフグ筋肉、精巣
カナフグ筋肉、皮、精巣
シロサバフグ筋肉、皮、精巣
クロサバフグ筋肉、皮、精巣
ヨリトフグ筋肉、皮、精巣
サンサイフグ筋肉
イシガキフグ筋肉、皮、精巣
ハリセンボン筋肉、皮、精巣
ヒトヅラハリセンボン筋肉、皮、精巣
ネズミフグ筋肉、皮、精巣
ハコフグ筋肉、精巣
出典:堺市公式サイト
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猛毒のふぐの卵巣を食べる方法がある

フグの卵巣には猛毒の「テトロドトキシン」が含まれていて、マフグには1匹で大人5人分の致死量があるというのは有名な話ですが、その猛毒のふぐの卵巣が郷土料理となっている地域があるとのこと。

それは、石川県の一部地域に受け継がれている「ふぐの子糠漬け(ふぐの子)」です。

「ふぐの子糠漬け(ふぐの子)」とは?

北陸など日本海側で獲れた産卵期のごまふぐの卵巣を塩漬した後、杉樽で糠漬します。
糠漬は、2年ほど空気に触れないよう毎日いわしの魚醤を樽の縁から注ぎ発酵させます。
その際、無毒化するようですがメカニズムは未だに解明されておらず、食の安全を守るため、今も伝統の製法は変えずに守られています。

「ふぐの子」は、加賀の発酵食文化であり、美川の人々の知恵が生んだ奇跡の発酵食といえます。

出典:美川ふぐの子

「無毒化するメカニズムはいまだに分かっていない」というのが興味深いですね。

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