【画像有】サラダカエル混入なぜ?混入経路は?過去にもあったカエル混入事故から検証

弁当サラダ

「サラダにカエル混入」というショッキングなニュースが入ってきました。

長野県上田市のイトーヨーカドーアリオ上田店で2023年5月11日に販売されていたサラダに、カエルが混入していたとのこと。

筆者は食品にカエルが混入されていた事故を初めて聞いたので、

「どうやってカエルがサラダに入る訳!?」

「カエル混入って珍しいよね?知らないだけで他にもあるのかな」

と、驚きと興味で過去の事例や混入経路を調べてみたら、

過去にも同様の「食品へのカエル混入事故」が発生していました。

※実際のカエル混入画像も下記に掲載しています。

過去のカエル混入事故を検証しながら、この記事では下記をまとめてみました。

  • イトーヨーカドーサラダにカエルが混入されたのはなぜか?混入経路は?
  • 過去に「食品にカエルが混入した事故」の詳細
  • 実はよくある「葉物野菜から出てくるカエル」
  • 過去事例から、今回のサラダカエル混入事故を考える

筆者と同じ疑問をお持ちの方は、是非読んでいってください。

この記事には、過去のカエル混入事故の際の実際の画像が掲載されています。
クリックしたら開く仕様にしていますが、苦手な方はご注意ください。

▼今回のイトーヨーカドー販売のサラダにカエル混入の件についての詳細はこちらをご覧ください

▼丸亀製麵のカエルに生きたカエルが入っていた件についてはこちら

目次

サラダにカエルが混入したのはなぜか?混入経路を考える

今回のサラダにカエルが混入した件について、今のところ混入経路は明かされていません。

保健所に報告して調査中とのことなので、これから発表があるかと思います。

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【追記】5/19
調査の結果、今回の異物は「ニホンアマガエル」で「サラダの材料のサニーレタスにカエルが混入」と報告がありました。

  • サニーレタスにカエルが混入したとみられる
  • レタスとともに殺菌処理されていることから、病原菌や寄生虫による健康への影響はない

 再発防止策として、

  • レタスを洗う工程の人員を現在の1人から3人に増やす
  • レタスに光線をあてて異物の有無を調べる回数を現状の1回から2回に増やす

と報告しています。

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ニュースを聞いて、筆者がまずはじめに思ったことは、

「どうやってカエルがサラダに入る訳!?」

「そのままの形で?生きてるの?死んでるの?」

など、疑問満載でした。

同じように思った方も多かったのではないでしょうか。

混入経路について、コンビニの製造工程から考えてみたいと思います。

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コンビニサラダの製造工程は?

製造企業により工程に違いはありますが、

大体下記の工程を経て、コンビニのサラダは出来上がります。

参考:サラダクラブ

原料受入

産地から入荷された野菜は受け入れ検査を行い、品位・品温を管理する。

原料処理

外葉等、食用に適さない部分をトリミングし、野菜を食べやすい大きさにカット。

目視検査

カットされた野菜をコンベアーに流し、野菜の品位やカットサイズ等、人の目でチェックを行う。


洗浄・脱水

野菜の品位が損なわれないよう適切な方法で冷水による洗浄を行う。洗浄後、遠心脱水機で余分な水分を取り除く。


盛り付け・包装

野菜を容器に盛り付け、包装する。

勝手に全然別の所から入ってきたようなイメージを持っていて、

「カエルなんてどこから入ってきた!?」と不思議に思っていましたが、この工程を見ると

「元々野菜についていたカエルを除去できずに野菜と一緒に盛り付けてしまった」

という可能性の方が高そうですね。

洗浄は機械でやるとしても、盛り付ける際には必ず人の手が介入していると思われます。

その際に気づけていればな、、、と思わなくもないですが、人間の目なんて本当に信用できないですからね。

筆者も下記の商品画像を見て、手前の黄緑色のレタスが一瞬カエルに見えてしまってビビりました。

出典:セブンイレブン

「カエルカエルカエル…」と思って調べていたら、レタスがカエルに見えてしまうように、

常に野菜を見続けている作業員の方は、そこにカエルがいても気づかなくてもしょうがないかもしれないですね。

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過去に食品にカエルが混入した事故の詳細【ガスト宅配弁当にカエル】

食品へのカエル混入事故、筆者は初めて聞いたのですが、過去には何度か発生していました。

その中の1つである「ガスト宅配弁当へのカエル混入事故」を例に取って、

混入経路を検証していきたいと思います。

ガストの宅配弁当にカエルが混入していた事故って?

スト宅配弁当カエル混入事故 とは?

熊本市内の「ガスト南熊本店」で宅配サービスで提供していた「チーズINハンバーグ&海老フライ弁当」(税込1140円)の付け合わせの野菜の中に、カエルの死骸が混入していたというもの。

出典:ガスト

2018年5月20日、注文した客のTwitter投稿で発覚。

すかいらーくレストランツは、購入者に直接謝罪・返金して速やかに熊本市保健所に報告。

工場も含めて異物の混入原因や管理状態について調査した。

この件に関して、Twitterでは大きな話題になったようで、

実際のカエルが混入している弁当の画像も出回っていました。

▼苦手な方にはかなり衝撃的なので、閲覧にはご注意ください。

『「右前足はどこへ…」と購入者本人が語る』という見出しのリンク切れた記事があったんですが、いやいや食べちゃったって思いたくないですよね。

購入者の方の心中は察するに余りある…。本当に気の毒…。

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ガストが発表した調査結果

異物混入が発生した2018年5月20日から10日後の5月30日、

ガストを運営する「株式会社すかいらーくレストランツ」が、

混入していた異物の詳細、混入の原因・混入経路についての調査結果を報告しました。

混入していた異物について

「ニホンアマガエル」であることを確認。


本件の原因・混入経路について

産地から届けられた葉物野菜に付着していた異物が、工場で加工する過程で除去されないまま、店舗
に配送されたことが原因である可能性が高い。


工場では、野菜の加工をする過程で複数回の洗浄と目視点検が行われるが、その過
程で除去しきれず、異物が付着したままとなっていたものと考えられる。

また、店舗での調理、盛り付けならびに提供する過程においても異物を見逃してし
まったものと考えられる。


参考:株式会社すかいらーくレストランツ 異物混入に関するご報告

このガストの異物混入事故は、レタスなどに付いていたニホンアマガエルが、複数回の洗浄と目視点検をかいくぐり、盛り付ける人も気づかないまま購入者の元に運ばれてしまったとことが原因という結論に達したようです。

恐らく、イトーヨーカドーで販売されたサラダへのカエル混入も、同じ混入経路だったのではないかと推察します。

ちなみに、この件の他にも「食品にカエルが混入していた事故」として知られているのが、

「松屋のキムチ牛丼弁当にカエルが混入していた」というもの。

1999年に発生したこの混入事故は、購入した人がクレームを入れて慰謝料100万円を請求、松屋と争う事態に発展。

購入者もブログにそのやり取りや心情を掲載したり、松屋も負けじと公式サイトで一連の流れを報告するなど、攻防を繰り返したそうです。

キムチ牛丼は葉物野菜などないと思われるので、混入経路が気になるところですが、カエル混入は定期的に発生してしまっているようですね。

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実はよくある「葉物野菜から出てくるカエル」

筆者もナメクジくらいは遭遇したことはありますが、カエルには相当ビックリしました。

でも実はよくあることみたいですね。

▼これは商品出荷前に気づけたケースでしょうか。
何万個かのサラダの確認ってツラいなぁ

▼スーパーで働いていた方からの陳列前の様子について。
やっぱりそうですよねぇ。

ここからは生きているカエルの画像が出てきますので、苦手な方は次項までスクロールしてください。

▼出てきたカエルを愛情持って育てたり、自然に帰したりしている方も。

普通にいるもんなんですね。遭遇したことがないと実感できないものですね。

「葉物野菜にはカエルをはじめ、様々な生き物がついていることがある」

ということが良く分かりました。

ただ、自分が調理中に生きたカエルが出てくるのはまだ心の準備ができますが、

店舗で購入した調理済みの商品から出てきた時と比べると、ダメージが全然違いますよね。

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【あとがき】過去事例から今回のサラダカエル混入事故を考える

筆者も、一報を聞いたときは「あり得ない!」という拒絶反応が出てしまいしたが、

周辺情報を調べていくと、自然で育った野菜を使う以上、

まあ何万分の1の確率で最後まで見つからずに混入してしまうことはあるよな、と思いを改めました。

セブンイレブンでは、デリカ製造工場と一体型の野菜工場「ベジタブルプラント」を稼働させています。

室内で完全管理して栽培した安全・安心で新鮮な野菜を、外気に触れることなくすぐ商品に加工することができるというもの。

全ての野菜が完全管理された室内で栽培される未来には、上手く言語化できない違和感を感じますが、

安心・安全を追求すると行き着く先はここになりますよね。

いろいろ考えさせられました。

▼丸亀製麵のカエルに生きたカエルが入っていた件についてはこちら

▼市川猿之助の母親についての記事

▼「無理心中」や「同意を得た一家心中」の場合、生き残った猿之助の罪は?

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この記事を書いた人

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