台風情報たまご米軍windyヨーロッパ16号17号など2023年10月最新進路予想

台風情報たまご米軍windyヨーロッパ2023年9月最新進路予想
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10月も引き続き台風シーズン。

2023年10月17日、台風16号になる可能性の高い熱帯低気圧が確認されました。

この熱帯低気圧は台風16号になり、日本に接近するのでしょうか?

また、海外の数値予測センターには、台風17号になるかもしれない熱帯低気圧の情報も。

この記事では、日本近海の台風発生について、

  • 「米軍合同台風警報センター(JTWC)」
  • 「NOAA(アメリカ海洋大気庁)」
  • 「Windy/ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)」

上記、海外の情報機関にて台風のたまごの最新情報を、

  • 「気象庁」
  • 「日本気象協会」

にて、日本に接近する場合の日時や勢力などの情報を見ていきたいと思います。

「台風・災害関連記事」はこちらから

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台風情報たまご米軍windyヨーロッパ16号17号など2023年10月最新|台風・台風のたまごの定義

※既にご存じの方は飛ばしてください。

どんな状態のものが台風と呼ばれるのかについて。改めて聞かれると明確に答えられない方も多いのではないでしょうか。調べるまで筆者もそうでした。

まずは「台風」「台風のたまご」の定義をおさらいしておきましょう。

【台風の定義

・熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼ぶ。
・熱帯低気圧のうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在する
・なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34kt、風力8)以上のもの

以上の条件を満たすものを「台風」と呼びます。(参考:気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp))

ちなみに、最大風速が上記の通りでも、熱帯低気圧が北西太平洋や南シナ海以外に存在する場合、台風ではなく位置や風速によって「ハリケーン」「サイクロン」と呼ばれます。

台風のたまごとは?

今後台風になる可能性がある熱帯低気圧のことを指す。(気象用語ではない俗称)

熱帯低気圧とは?

熱帯または亜熱帯地方に発生する低気圧の総称で、気象情報等で「熱帯低気圧」を用いる場合は、台風に満たない物をさす。
熱帯低気圧の特徴として、等圧線が同心円状に閉じており、低気圧が暖気のみで構成され(温帯低気圧は暖気と寒気で構成)、前線を伴わない。

上記の定義があります。

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台風情報たまご米軍windyヨーロッパ16号17号など2023年10月最新|秋台風の特徴

※既にご存じの方は飛ばしてください。

秋台風の進路の特徴

秋台風の進路の特徴として、次の点が挙げられます。

  • 台風が日本付近で速度を早める
  • 秋雨前線と影響しあい雨量がかなり多くなることも
  • 夏台風に比べて風が強くなる傾向
  • 近畿地方~東日本へ影響をおよぼすことが多い

参考:頭痛ーる

まず、秋になると太平洋高気圧の勢力が弱くなるため、台風の進む道が日本列島付近にシフトします。

次に日本に近づくと偏西風(日本の南から北に向かって吹く風)の影響を受け、台風は東に向かって急速に加速する結果、秋台風は夏台風よりも速く日本を通過します。

また、台風の右側では台風自身の風と偏西風の風が重なってより強い風が吹き、そのため秋台風は夏台風に比べて日本に接近・上陸しやすくなります。

しかし今年は、8月に大型台風が複数個発生して海がかき混ぜられて海水温が下がったこと、日本の南にある太平洋高気圧の勢力が強かったことなどから、9月の台風発生個数は2個と、1951年の統計開始以来、51年、73年、83年に並ぶ最少記録となっています。

また、直近では海水温も上ってきているので、10月の台風にも警戒が必要ですね。

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秋台風の雨量と勢力の特徴

秋台風の雨量

秋台風は、秋雨前線という日本付近に停滞する前線と関係して雨量が多くなることがあります。
秋雨前線で既に雨が降っている地域では、台風が接近するとさらに雨が続き、洪水や土砂災害の危険が高まりますので、注意が必要です。

秋台風の勢力

台風の発生から上陸までの時間は、夏と秋では大差なく、平均して約5日間です。

しかし、上陸した後の時間は、夏は4日以上かかりますが、秋は3日以下で消えてしまいます。これは、秋台風が偏西風に乗って東へ急ぎ足で移動するためです。

上陸時の台風の強さは、夏は中心気圧が971.4hPaの平均ですが、秋は962.1hPaで、夏よりも秋の方が強くなります。(中心気圧が低いほど台風は強い)

これは、秋の日本近海の海水温が高く、台風がエネルギーを保ちやすいことや、スピードが速いことで弱まりにくいことが影響しています。

これらを踏まえて、各数値予報センターの予測を見てみましょう。

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台風情報たまご16号17号など2023年10月|米軍 (アメリカ海軍JTWC)

まずは、米軍(アメリカ海軍)の「JTWC(JOINT TYPHOON WARNING CENTER/合同台風警報センター)」で、台風のたまごを見てみましょう。

米軍(アメリカ海軍)の「JTWC」では、世界の台風情報を確認することができます。

更に世界で最も情報が早いと言われているため、台風になる前の熱帯低気圧である「台風のたまご」を確認するには最適なんです。

米軍合同台風警報センター(JTWC)が発表している最新の衛星写真を見てみましょう。

▼2023年10月17日6時(日本時間)の天気図 ※2023年10月17日10時更新

※図内時刻は協定世界時(UTC)なので、日本時間にする場合は+9時間します。

米軍合同台風警報センター(JTWC)は、台風16号になるかもしれないエリアの情報を掲載

南シナ海に赤色の円が掲載されています。

記号の意味は以下の通りです。

赤色の円|HIGH】

TC development likely within 24 hours(Reference TCFA)

監視対象であり、今後24時間以内に発達すると予測されるか、もしくはすでに発達が始まっているがまだ台風警報を出す基準には達していないもの

台風16号が発生する可能性が高いですね。

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▼米軍合同台風警報センター(JTWC)掲載の進路予想図 ※2023年10月17日10時更新

【黄色の円|LOW

TC development unlikely within 24 hours

監視対象ではあるものの、今後24時間以内に発達する可能性は低い
※監視対象だが発達の可能性はまだ低く、消失の可能性もある

【オレンジの円|MIDIUM

TC development unlikely. but expected to occur beyond 24 hours

監視対象であり、今後24時間以内に発達する可能性も高まってはいるが、発達するにはおそらく24時間以上かかりそうなもの
※黄色の円(LOW)よりも発達の可能性が高まっている


赤色の円|HIGH】

TC development likely within 24 hours(Reference TCFA)

監視対象であり、今後24時間以内に発達すると予測されるか、もしくはすでに発達が始まっているがまだ台風警報を出す基準には達していないもの


青色の円|SUB TROPICAL】

Monitoring for potential transition to TC. Invest label color denotes tropical transition probability
熱帯低気圧に移行する可能性を監視。帯びさせている(黄色・橙色・赤色に着色している)ラベルの色は、熱帯低気圧への移行確率を示す


【赤い矢印】

「台風」「熱帯低気圧」「温帯低気圧」のいずれかが発生している



【NO SUSPECT AREAS

熱帯低気圧発生の疑わしい区域は存在しない


TD|TS|TY|STYの記号について

こちらは台風の勢力を記号化しています。

TDTropical Depression熱帯低気圧(最大風速11m/s以上)
TSTropical Storm台風(最大風速17m/s以上)
TYTyphoon強い台風(最大風速32m/s以上)
STYSuper Typhoonスーパー台風(最大風速67m/s以上)

このように、米軍のサイトでは台風に発達しそうな熱帯低気圧(台風のたまご)や、台風が発生した場合には、状況に応じた記号で図に記載されることになります。

例として、台風12号の発生時の画像を掲載しておきます。

▼2023年8月29日11時30分(日本時間)の画像 ↓画像内に黄色い「94w」という記載

▼2023年8月30日3時(日本時間)の画像 赤い「94w」に変わる

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▼2023年8月30日13時(日本時間)の画像 赤い「TD11W」に変わる

▼2023年8月31日15時(日本時間)の画像 赤い「TS11W(KIROGI)」に変わる

※図内時刻は協定世界時(UTC)なので、日本時間にする場合は+9時間します。

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上記「2023年8月29日11時30分(日本時間)」の画像内、

黄色い「94w」について、時間が経過するごとに

赤い「94w」
・赤い「↑TD11W」
・赤い「↑TS11W(KIROGI)」

に変わっていますね。

図内の記号の意味は以下の通りです。

【黄色の円|LOW

TC development unlikely within 24 hours

監視対象ではあるものの、今後24時間以内に発達する可能性は低い
※監視対象だが発達の可能性はまだ低く、消失の可能性もある

【オレンジの円|MIDIUM

TC development unlikely. but expected to occur beyond 24 hours

監視対象であり、今後24時間以内に発達する可能性も高まってはいるが、発達するにはおそらく24時間以上かかりそうなもの
※黄色の円(LOW)よりも発達の可能性が高まっている


赤色の円|HIGH】

TC development likely within 24 hours(Reference TCFA)

監視対象であり、今後24時間以内に発達すると予測されるか、もしくはすでに発達が始まっているがまだ台風警報を出す基準には達していないもの


青色の円|SUB TROPICAL】

Monitoring for potential transition to TC. Invest label color denotes tropical transition probability
熱帯低気圧に移行する可能性を監視。帯びさせている(黄色・橙色・赤色に着色している)ラベルの色は、熱帯低気圧への移行確率を示す


【赤い矢印】

「台風」「熱帯低気圧」「温帯低気圧」のいずれかが発生している



【NO SUSPECT AREAS

熱帯低気圧発生の疑わしい区域は存在しない

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TD|TS|TY|STYの記号について

こちらは台風の勢力を記号化しています。

TDTropical Depression熱帯低気圧(最大風速11m/s以上)
TSTropical Storm台風(最大風速17m/s以上)
TYTyphoon強い台風(最大風速32m/s以上)
STYSuper Typhoonスーパー台風(最大風速67m/s以上)

つまり、

  • 「24時間以内に発達する可能性の低い」低気圧
  • 「24時間以内に発達する可能性の高い」低気圧
  • 熱帯低気圧
  • 台風12号 キロギーが発生

という状況を表しています。

※日本と海外で台風の号数(数字)がズレている場合があるので、台風名や位置で確認します。
(カウントする台風が異なる場合がある)

このように、台風に発達しそうな熱帯低気圧(台風のたまご)があった場合には、状況に応じた記号で図に記載されることになります。

台風情報たまご16号17号など2023年10月|最新ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)情報

続いては、世界で一番気象予報が当たると言われているヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)を見てみましょう。

▼2023年10月17日6時(日本時間)の平均海面気圧と風速 天気図 ※2023年10月17日10時更新

※図内時刻は協定世界時(UTC)なので、日本時間にする場合は+9時間します。

こちらでも、南シナ海に低気圧が表示されていますね。

この低気圧が台風のたまご、もしくは台風16号になるでしょうか。

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)が出している、この先1週間の予測を見ていきましょう。

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台風情報たまご16号17号など2023年10月|Windy/ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)最新進路予想情報

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)のサイトでこの先の予測を見ていってもいいのですが、少し見にくいのが難点です。

そこで、筆者はWindyという、チェコの企業が運営しているサービスを利用します。

Windyは、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)が利用している天気予想モデル(その名もECMWFモデル)から計算されたデータをアニメーションで見ることができるのです。

筆者は視覚的に分かりやすいこのWindyが好きで、まずはじめに確認しています!

筆者

筆者

まずは、Windyにある「ハリケーントラッカー」で台風情報を見てみましょう。2023年10月17日10時更新

南シナ海に、熱帯低気圧の情報が出ています。

Windyでは「台風のたまご」が発生しているということですね。

このまま発達して台風と定義できる勢力になると台風16号となります。

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では、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予測データを、時系列を進めながら今後の予想を見ていきましょう。


2023年10月17日10時更新
※常にデータは書き換えられているので、筆者が確認した時点とはアニメーションが違う可能性があります。

画面下の再生ボタンを押すと、時系列が進んでいきます。

日本の気象庁は最大風速が17m/s(34kt)以上の熱帯低気圧を「台風」と呼びますので、アニメーション内の赤~赤紫のかたまりは「台風の可能性がある」熱帯低気圧となります。

ハリケーントラッカーに表示されていた台風16号になる可能性のある熱帯低気圧は、ベトナムのハノイ辺りに上陸して消滅していると読み取れます。

ここ1~2週間は日本の北や東に発達した温帯低気圧があり、北~東日本の天気も荒れるかもしれませんね。

また、10月27日頃の予想天気図には、日本の南海上に台風と言えるほどに発達した熱帯低気圧が表示されています。

▼2023年10月26日5時(日本時間)の予想天気図 2023年10月17日10時更新

これが「台風16号または台風17号」となるのでしょうか。

現時点のヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予測では、

  • 「台風16号または台風17号」になるかもしれない2つの熱帯低気圧

の情報が読み取れます。

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台風情報たまご16号17号など2023年10月|NOAA(アメリカ海洋大気庁)最新進路予想情報

今度は、NOAA(アメリカ海洋大気庁)が「GFSモデル」という数値予測モデルを使って予想した天気図を見てみましょう。

この「GFSモデル」のデータもWindy上で切り替えて見ることができます。(10日先までの予測)

▼GFSモデルに切り替えたWindy画面 ※2023年10月17日10時確認

南シナ海にある熱帯低気圧は、NOAA(アメリカ海洋大気庁)の「GFSモデル」でもベトナムハノイに上陸して消滅しているように読み取れます。

また、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予測で出ていた日本の南海上の熱帯低気圧は、NOAA(アメリカ海洋大気庁)の「GFSモデル」でも表示されていました。

この熱帯低気圧は、日本に近づくのでしょうか。

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NOAA(アメリカ海洋大気庁) 16日先の最新情報

実は、NOAA(アメリカ海洋大気庁)の「GFSモデル」は、最大16日先の気象予報が可能という特徴があります(Windyでは10日後までしか確認できない)。

NOAA(アメリカ海洋大気庁)のサイト上に掲載されている天気図で、ECMWFモデルでは予測を出していない10日後以降の予想天気図を見てみましょう。

「ECMWFモデル」と「GFSモデル」は中長期の予測を確認するのに便利です。

日本の南にあった台風になるかもしれない熱帯低気圧ですが、「GFSモデル」上では日本には接近せずに遠ざかっていくようです。

また同時期に、台風にはならないかもしれませんが、発達した低気圧が西日本~関東の南辺りに沿って北上する様子もみられます。

10月末は、西日本~関東辺りの天気が荒れるかもしれませんね。

▼2023年10月28日17時(日本時間)の予想天気図 2023年10月17日10時更新

▼2023年10月28日3時(日本時間)の予想天気図 2023年10月17日10時更新

現時点のNOAA(アメリカ海洋大気庁)が「GFSモデル」の予測では、

  • 「台風16号または17号」になるかもしれない熱帯低気圧
  • 西日本~関東付近に発達した低気圧(台風になるかは不明)

が確認できる状況です。

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とはいえ、7日先より未来の予測の精度はかなり低く常に大幅に変わりますので、今のところ何とも言えないという感じでしょうか。

※台風17号と思われる熱帯低気圧の情報は、日によって出たりでなかったりしています。

また、NOAA(アメリカ海洋大気庁)のGFSモデルのスーパーコンピューターは、低気圧を強めに計算する傾向があるようで

“他の数値予報センターより極端な予想になりやすい”

と話す気象予報士もいます。

それぞれの数値予報センターで予想のクセがあるんですね。

筆者

筆者

昨日確認した予測と比べても違っているので、本当に予測は日々大きく変わっていきます。

複数の数値予測モデル」で「7日以内の予測」を確認した際、同じように「台風になるかもしれない低気圧情報」が出てきたら、注意して早め早めにチェックはしておきたいところですね。

ということで、10日先までの間の予測を見るには、Windyを利用して「ECMWFモデル・GFSモデル」を見比べるのが最適です。

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ちなみに、地球の風、天気、海、公害などの状況をビジュアライズしたearthというサイトも視覚的に分かりやすく、面白いです。

▼2023年9月29日3時(日本時間)の予想図

数値予測センターのデータや、衛星や観測所からのデータをもとに、1週間分の予報を地図上に色や線で表現しています。

使用モデル

  • GFS
  • NCEP
  • US National Weather Service

NCEP
National Centers for Environmental Predictionの略で、米国の気象予報センターです。
US National Weather Serviceの一部であり、気象、気候、海洋、水文などの環境情報を提供します。

US National Weather Service
NCEPを含む9つの国立センターと122の地方予報所から構成されている米国の国立気象局です。
米国の商務省の下にあるNational Oceanic and Atmospheric Administrationの一部。

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台風情報たまご16号17号など2023年10月|気象庁の予想

ここからは、日本の数値予報センターの情報を見てみましょう。

気象庁はどうでしょうか。

気象庁は、台風16号になる可能性の高い熱帯低気圧aの情報を掲載しています。

熱帯低気圧 a 2023年10月17日10時15分発表

17日09時の実況
種別熱帯低気圧
大きさ
強さ
存在地域南シナ海
中心位置北緯15度50分 (15.8度)
東経110度40分 (110.7度)
進行方向、速さ西 ゆっくり
中心気圧1006 hPa
中心付近の最大風速15 m/s (30 kt)
最大瞬間風速23 m/s (45 kt)
18日09時の予報
種別台風
強さ
存在地域南シナ海
予報円の中心北緯16度50分 (16.8度)
東経109度00分 (109.0度)
進行方向、速さ西北西 ゆっくり
中心気圧1000 hPa
中心付近の最大風速18 m/s (35 kt)
最大瞬間風速25 m/s (50 kt)
予報円の半径130 km (70 NM)
19日09時の予報
種別台風
強さ
存在地域トンキン湾
予報円の中心北緯18度50分 (18.8度)
東経107度50分 (107.8度)
進行方向、速さ北北西 10 km/h (6 kt)
中心気圧998 hPa
中心付近の最大風速20 m/s (40 kt)
最大瞬間風速30 m/s (60 kt)
予報円の半径200 km (110 NM)
20日09時の予報
種別台風
強さ
存在地域トンキン湾
予報円の中心北緯19度55分 (19.9度)
東経107度05分 (107.1度)
進行方向、速さ北北西 ゆっくり
中心気圧998 hPa
中心付近の最大風速20 m/s (40 kt)
最大瞬間風速30 m/s (60 kt)
予報円の半径260 km (140 NM)
21日09時の予報
種別熱帯低気圧
強さ
存在地域トンキン湾
予報円の中心北緯19度20分 (19.3度)
東経106度50分 (106.8度)
進行方向、速さほとんど停滞
中心気圧1004 hPa
予報円の半径330 km (180 NM)
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台風情報たまご16号17号など2023年10月|日本気象協会の予想

続いては、日本最大の民間気象会社である

「日本気象協会」が運営する天気予報サイト「tenki.jp」の予想天気図を見てみましょう。

日本気象協会は、台風16号になる可能性の高い熱帯低気圧Aの情報を掲載しました。

熱帯低気圧A 情報(10月17日09:00現在)

実況 (17日09時)熱帯低気圧中心気圧1006hPa
強さ中心位置北緯15度50分
東経110度40分
方向・速さ西 ゆっくり中心付近の最大風速15m/s
存在地域南シナ海最大瞬間風速23m/s
24時間後 (18日09時)台風中心気圧1000hPa
強さ中心位置北緯16度50分
東経109度00分
存在地域南シナ海
方向・速さ西北西 ゆっくり中心付近の最大風速18m/s
予報円の半径130km最大瞬間風速25m/s
48時間後 (19日09時)台風中心気圧998hPa
強さ中心位置北緯18度50分
東経107度50分
存在地域トンキン湾
方向・速さ北北西 10km/h中心付近の最大風速20m/s
予報円の半径200km最大瞬間風速30m/s
72時間後 (20日09時)台風中心気圧998hPa
強さ中心位置北緯19度55分
東経107度05分
存在地域トンキン湾
方向・速さ北北西 ゆっくり中心付近の最大風速20m/s
予報円の半径260km最大瞬間風速30m/s
96時間後 (21日09時)熱帯低気圧中心気圧1004hPa
強さ中心位置北緯19度20分
東経106度50分
存在地域トンキン湾
方向・速さ中心付近の最大風速
予報円の半径330km最大瞬間風速
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台風情報たまご米軍windyヨーロッパ16号17号など2023年10月最新|各数値予報センターの精度について

  • ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は世界で一番天気予報が当たる
  • NOAA(アメリカ海洋大気庁)はちょっとクセ強

など、数値予報センターの話をしてきましたが、

これだけいろいろあると「どの予測を信じたらいいの!?」と疑問に感じる思います。

参考として、気象庁が発表している「台風進路予報誤差国際比較」という表を見てみましょう。

出典:台風進路予報における数値予報の課題

略称は各国の気象・水文機関、研究所

BoM:オーストラリア、CPTEC:ブラジル、CMA:中国、CMC:カナダ、DWD:ドイツ、 ECMWF:欧州中期予報センター、 Meteo France:フランス、JMA:日本、KMA:韓国、NCEP:アメリカ、NRL:アメリカ(海軍研 究所)、UKMO:イギリス

こちらは「全球モデル」という地球全体を予測するモデル内での比較表なので、領域を限定したGFSモデルを利用しているNOAA(アメリカ海洋大気庁)などは入っていないのですが、

  • 気象庁
  • ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)

上記2つについては比較できます。

やはり、断トツで精度が高いのは「ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)」になっていますね。

「気象庁は1996年以降、世界トップクラスの精度を維持しているが、近年はECMWFを中心に引き離されている」と資料本文中にもありましたが、ECMWFは22の加盟国と12の協力国で構成されていて、その国々との共同機関で計算した数値予報を出しているので、より精度が高いようですね。

とはいえ、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)が絶対という訳ではなく、気象庁やNOAA、米軍などの予測が当たることもあります。

様々な数値予報センターの予想を見比べて、複数モデルで同じ予想をしている場合は信頼度が高い、と考えると良いと思われます。

何か1つを鵜呑みにするのではなく、比較が大事ですね。

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台風の名前の付け方について

台風が発生した際に「台風〇号」という名前と一緒に、聞きなれない名前がついているかと思うのですが、あちらは、あらかじめ用意された140個の名を順番に付けていくという決まりになってます。

平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には、同領域に共通のアジア名として、同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。

出典:気象庁|台風の番号とアジア名の付け方 (jma.go.jp)

提案した国と地域呼名片仮名読み意味
1カンボジアDamreyダムレイ
2中国Haikuiハイクイイソギンチャク
3北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)Kirogiキロギーがん(雁)
4香港Yun-yeungインニョンカモの一種(オシドリ)。香港で人気のある飲み物の名前。
5日本Koinuコイヌこいぬ座、小犬
6ラオスBolavenボラヴェン高原の名前
7マカオSanbaサンバマカオの名所
8マレーシアJelawatジェラワット淡水魚の名前
9ミクロネシアEwiniarイーウィニャ嵐の神
10フィリピンMaliksiマリクシ速い
11韓国Gaemiケーミーあり(蟻)
12タイPrapiroonプラピルーン雨の神
13米国Mariaマリア女性の名前
14ベトナムSon-Tinhソンティンベトナム神話の山の神
15カンボジアAmpilアンピルタマリンド
16中国Wukongウーコン(孫)悟空
17北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)Jongdariジョンダリひばり
18香港Shanshanサンサン少女の名前
19日本Yagiヤギやぎ座、山羊
20ラオスLeepiリーピラオス南部の滝の名前
21マカオBebincaバビンカプリン
22マレーシアPulasanプラサン果物の名前
23ミクロネシアSoulikソーリック伝統的な部族長の称号
24フィリピンCimaronシマロン野生の牛
25韓国Jebiチェービーつばめ(燕)
26タイKrathonクラトーン果物の名前、サントル
27米国Barijatバリジャット風や波の影響を受けた沿岸地域
28ベトナムTramiチャーミー花の名前
29カンボジアKong-reyコンレイ伝説の少女の名前
30中国Yinxingインシン木の名前
31北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)Torajiトラジー桔梗
32香港Man-yiマンニィ海峡(現在は貯水池)の名前
33日本Usagiウサギうさぎ座、兎
34ラオスPabukパブーク淡水魚の名前
35マカオWutipウーティップちょう(蝶)
36マレーシアSepatセーパット淡水魚の名前
37ミクロネシアMunムーン6月
38フィリピンDanasダナス経験すること
39韓国Nariナーリー百合
40タイWiphaウィパー女性の名前
41米国Franciscoフランシスコ男性の名前
42ベトナムCo-mayコメイ草の名前
43カンボジアKrosaクローサ
44中国Bailuバイルー白鹿
45北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)Podulポードルやなぎ
46香港Linglingレンレン少女の名前
47日本Kajikiカジキかじき座、旗魚
48ラオスNongfaノンファ池の名前
49マカオPeipahペイパー魚の名前
50マレーシアTapahターファーなまず
51ミクロネシアMitagミートク女性の名前
52フィリピンRagasaラガサ動きを速めること
53韓国Neoguriノグリーたぬき
54タイBualoiブアローイお菓子の名前
55米国Matmoマットゥモ大雨
56ベトナムHalongハーロン湾の名前
57カンボジアNakriナクリー花の名前
58中国Fengshenフンシェン風神
59北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)Kalmaegiカルマエギかもめ
60香港Fung-wongフォンウォン山の名前(フェニックス)
61日本Kotoコトこと座、琴
62ラオスNokaenノケーンツバメ
63マカオPenhaペンニャマカオの名所
64マレーシアNuriヌーリオウム
65ミクロネシアSinlakuシンラコウ伝説上の女神
66フィリピンHagupitハグピートむち打つこと
67韓国Jangmiチャンミーばら
68タイMekkhalaメーカラー雷の天使
69米国Higosヒーゴスいちじく
70ベトナムBaviバービーベトナム北部の山の名前
71カンボジアMaysakメイサーク木の名前
72中国Haishenハイシェン海神
73北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)Noulノウル夕焼け
74香港Dolphinドルフィン白いるか。香港を代表する動物の一つ。
75日本Kujiraクジラくじら座、鯨
76ラオスChan-homチャンホン木の名前
77マカオPeilouペイロー鳥の名前
78マレーシアNangkaナンカー果物の名前
79ミクロネシアSaudelソウデル伝説上の首長の護衛兵
80フィリピンNarraナーラ木の名前
81韓国Gaenariケナリ花の名前
82タイAtsaniアッサニー
83米国Etauアータウ嵐雲
84ベトナムBang-Langバンラン花の名前
85カンボジアKrovanhクロヴァン木の名前
86中国Dujuanドゥージェンつつじ
87北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)Surigaeスリゲ鷲の名前
88香港Choi-wanチョーイワン彩雲
89日本Kogumaコグマこぐま座、小熊
90ラオスChampiチャンパー赤いジャスミン
91マカオIn-faインファ花火
92マレーシアCempakaチャンパカハーブの名前
93ミクロネシアNepartakニパルタック有名な戦士の名前
94フィリピンLupitルピート 冷酷な
95韓国Mirinaeミリネ天の川
96タイNidaニーダ女性の名前
97米国Omaisオーマイス徘徊
98ベトナムConsonコンソン歴史的な観光地の名前
99カンボジアChanthuチャンスー花の名前
100中国Dianmuディアンムー雷の母
101北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)Mindulleミンドゥルたんぽぽ
102香港Lionrockライオンロック山の名前
103日本Kompasuコンパスコンパス座、円や円弧を描くためのV字型の器具
104ラオスNamtheunナムセーウン川の名前
105マカオMalouマーロウめのう(瑪瑙)
106マレーシアNyatohニヤトー木の名前
107ミクロネシアRaiライヤップ島の石の貨幣
108フィリピンMalakasマラカス強い
109韓国Megiメーギーなまず
110タイChabaチャバハイビスカス
111米国Aereアイレー
112ベトナムSongdaソングダー北西ベトナムにある川の名前
113カンボジアTrasesトローセスキツツキ
114中国Mulanムーラン花の名前
115北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)Meariメアリーやまびこ
116香港Ma-onマーゴン山の名前(馬の鞍)
117日本Tokageトカゲとかげ座、蜥蜴
118ラオスHinnamnorヒンナムノー国立保護区の名前
119マカオMuifaムイファー梅の花
120マレーシアMerbokマールボック鳥の名前
121ミクロネシアNanmadolナンマドル有名な遺跡の名前
122フィリピンTalasタラス鋭さ
123韓国Noruノルーのろじか(鹿)
124タイKulapクラーばら
125米国Rokeロウキー男性の名前
126ベトナムSoncaソンカーさえずる鳥
127カンボジアNesatネサット漁師
128中国Haitangハイタン海棠
129北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)Nalgaeナルガエつばさ
130香港Banyanバンヤン木の名前
131日本Yamanekoヤマネコやまねこ座、山野にすむ猫
132ラオスPakharパカー淡水魚の名前
133マカオSanvuサンヴーさんご(珊瑚)
134マレーシアMawarマーワーばら
135ミクロネシアGucholグチョルうこん
136フィリピンTalimタリム鋭い刃先
137韓国Doksuriトクスリわし(鷲)
138タイKhanunカーヌン果物の名前、パラミツ
139米国Lanラン
140ベトナムSaolaサオラーベトナムレイヨウ

今年の台風10号の名前であった「ダムレイ」は、このリストの一番上。

平均の年間台風発生数が25個なので、5~6年かけてリストを一周してまた戻ってきたんですね。

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台風情報たまご米軍windyヨーロッパ16号17号など2023年10月最新|進路予想 あとがき

熱帯低気圧や温帯低気圧は、海上でいくつも生まれては消えていっていますが、まだまだ台風シーズンの10月は、次々と台風が発生する可能性が高いので、早めに備えておきたいですよね。

筆者もこないだ防災リュック内を見直したら、下の子のミルクや離乳食が入っていて、
現在3歳ですし、残念ながら更に期限切れだったので、勿体ないけど破棄しました。

使えなくなっていた懐中電灯もあったし、こまめに見直さないとダメですね。

台風情報はあくまでも予測なので、大きく変更になることも充分考えられますが、

早め早めに情報を得て、必要な備えやイメージトレーニングなどをしておくといざというとき安心ですよね。

少しでもこの記事の情報がお役に立てば幸いです。

台風の備え

▼「夜の冒険」と称して近所の森に虫を探しに行くのが我が家で流行っているのですが、このライトはちょっと重いけど強力でオススメ!防災用に1つあると便利だと思います。

>>「ニュース」記事一覧

>>「映画」記事一覧

>>「テレビ」記事一覧

■2023年台風情報はこちらから

▼【八重洲鉄骨落下】事故の瞬間を捉えた動画、ライブカメラ映像について

>>【鉄骨落下事故】ゼネコン建設会社名は?日本橋八重洲 大規模再開発 工事現場
>>【八重洲東京鉄骨落下】事故原因の最新情報 同業者の意見|現場で働く方のネットの声まとめ(日本橋)

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