【八重洲東京鉄骨落下】事故原因に同業者疑問の声|現場で働く方の意見ネットの声まとめ(日本橋)

【八重洲東京鉄骨落下】事故原因の最新情報 同業者の意見|現場で働く方のネットの声まとめ(日本橋)
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2023年9月19日に東京都中央区八重洲のビル工事現場で鉄骨が倒れ作業員が落下したというニュース。

搬送先の病院で2名の死亡が確認され、残る3人のうち1人が意識不明の重体ということで、非常に痛ましく大変な事故となってしまいました。

これだけ大規模な現場でどうしてこのような事故が起こってしまったのか。

やはり「事故の原因」について疑問を持っている方も多いと思います。

その原因については、警察の捜査を待つしかないのですが、建設現場で働く同業者の方からは様々な声が挙がり、議論されています。

この記事では、

  • 事故原因の最新情報
  • 同業者の方々の「事故原因」に対しての推察、意見

上記をまとめてみました。

【関連記事】

>>【八重洲東京鉄骨落下事故】ゼネコン建設会社名は?日本橋八重洲 大規模再開発 工事現場
>>【八重洲東京鉄骨落下】場所どこ?日本橋建設現場 何のビルが建つ予定?

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【八重洲東京鉄骨落下】事故原因の最新情報

https://www.youtube.com/watch?v=xY8auvLJUVo

当初から、建築現場で働く同業者の方々は指摘されていましたが、

落下した鉄骨の両端を骨組みにボルトで仮留めした後、作業員がワイヤーを外すために鉄骨に乗って作業をしていた際に起こったとみられています。

ボルトの仮留めが何らかの原因で不十分だったということですね

大型クレーンで鉄骨をつり上げ、ビルの骨組みに固定する作業中だった。

5人は2次下請けの同じ建設会社の社員で、鉄骨の上に乗り、両端をボルトで骨組みに仮留めした後、鉄骨をつり上げていたクレーンのワイヤを外した。

この直後、鉄骨が約20メートル下の3階に転落し、33歳と43歳の2人が死亡、20~40歳代の3人も頭の骨を折るなどの重傷を負った。5人が装着していた命綱は、落ちた鉄骨と結ばれていた。

八重洲の鉄骨落下、ボルト固定が不十分か…作業員の命綱は鉄骨と結ばれた状態(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース

しかし、事故の瞬間の映像を見ると「クレーンが大きく跳ね上がっている」ため、

ワイヤーが外れていなかったのでは?という疑問の声も挙がっています。

▼事故瞬間ライブカメラの切り取り映像

この件に対して、建築現場で働く同業者の方々の意見を見てみましょう。

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【八重洲東京鉄骨落下】事故の原因は?同業者の意見|現場で働く生のネットの声まとめ(日本橋)

鉄骨鳶の同業者です。 お亡くなりになられた方、ご冥福をお祈りします 色々なコメントがありますけど、 SNSの切取り動画を観てると、クレーンの揺れ 方からして… 確かに仮ボルトのかかりや本数も少なかったのかと思うけど…

レッコする動作を巻き上げたのでは… 玉掛けワイヤーを外したならその時は荷重が0 でも、あのクレーンの揺れやと玉掛けワイヤー外してる様に思えなくて… どうやって,品物を玉掛けしたのか 知りたいです。
何で吊ってるの? 機械や道具など色々と仕事のやり方など変わりめちゃくちゃ安いお値段で仕事してるのでほんまに、何でこんな事故が起こったのか知りたいです。

【玉掛け】
クレーンを使う際に、フックに荷を掛けたり外したりする作業のこと。


でっこ(れっこ)】
鳶職が揚重作業中に使う合図言葉。吊り上げ作業中、揚重機の運転手に対してワイヤーを緩めることを合図するときに使う。また、吊り上げ作業中にワイヤーが切れ、荷物が落下した場合にも使う。「れっこ」ともいう。

出典:マイナビエージェント建設・クレーン工事現場などの用語集

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■上記コメントに対する返信

僕の仲間内では
荷重を落としたレッコ後に玉掛けを外す最中に2点吊りであればどちらか片方を外してしまっていたタイミングで崩れはじめれば残った片側ワイヤーだけでは保つことが出来ずに千切れるだろうねって話をしていました。
同業者目線になるとタワーの反動を見るにどうしてもニュースなどで言っているワイヤー外した後という部分がつっかかりますよね。

同じ仕事を熟す中で、今回の事故はショッキングなのと同時に原因が究明されないと安心して鉄骨取付と向き合えないところがあって、 今後、犠牲になった2人が少しでも報われるように、より安全な作業に繋げていきたいですね。

同業者です。
梁の落下の勢いとタワーの揺れから見ると鉄骨側の吊りピースの破断、シャックルの破損、ワイヤーの切断の可能性が高いかと思います。
またあの重量の梁なら仮でHTB+ドリフトピン入れると思います。
仮ボルト入れてたら多少ガタがあってもあの様な落ち方はしないと思いますね。
亡くなった方にご冥福をお祈りします

シャックル】
ワイヤーロープや鎖の端を留めるU字型をした金具。通常はねじピンが取り外しできるようになっている。「しゃこ」ともいう。

【HTB=高カボルト】
「摩擦接合用高力六角ボルト」のこと。「ハイテンションボルト」ともいい、鉄骨構造物の接合に用いられる引張り強さが大きい六角ボルトのことをいう。JISB1186では、機械的性質による等級として、F8TおよびF10Tを規定している。

ドリフトピン
鉄骨の建方で接合部材がずれている場合の接合に使用する鉄製のピン。

出典:建設・クレーン工事現場などの用語集

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ワイヤーが切れたか釣り具が壊れたのでは?という意見。

仮止めボルトを入れている最中に玉掛けのワイヤーが切れたか、吊り具が壊れた。
そうじゃなきゃ鉄骨が落下し、クレーンが跳ね上がる状況は考えにくい。 現時点の発表内容は腑に落ちませんね。

動画等は見てませんが、普通に玉外してクレーンが揺れる事は有り得ないので、吊り具の破損の可能性が大きい気がします。

玉掛け外してあんな勢いあったらそもそも玉掛け外せないと思いますよね

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あのライブカメラの映像じゃ、鉄骨が崩れると同時に「釣りで当たりが来た時」みたいにフックが引っ張りこまれてクレーンのジブが先端から波打つようにたわんでから、玉がはじけて反動がきてる様に見える。
だから「玉掛けたまま巻いた」とか「玉はずしたら落ちた」って感じじゃないくらい、よくクレーン壊れなかったなってくらい瞬間的に荷重がかかってる様に見える。
だから「G梁にB梁組んでいって、何本目かのB梁乗せて玉はずすのに荷を抜いたらゴソっと梁が落ちた、玉はずしてないからクレーンが引っ張られてた」ってスジならまだ説明がつきそう。

G梁】
大梁のこと。大梁の英語であるGirderの頭文字。

B梁
小梁のことです。小梁の英語であるbeamの頭文字。

出典:建築学生が学ぶ構造力学

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仮ボルトに幾ら荷重が、かかったとしても、梁が落ちるって考え難いような 鉄に関わる職人の今後の為にも究明してどうしてこんな悲惨な事になったか動画をあげて欲しいです

ワイヤーを外した直後とのことですが、通常は仮ボルトを入れてワイヤーを緩めてから吊り具を外しますよね。 ワイヤーを緩めた時点で仮ボルトが破断してもワイヤーで吊られた状態であればここまでの惨事になっていないと思いますが、、、

■上記コメントへの返信

バランスを崩した鉄骨が他の鉄骨を吹き飛ばしてったらしいがどうなんやろね。

釣ってた小梁じゃなくて何故か仮固定のままの大梁が重量オーバーになって大梁と小梁3本?すべて落ちたとか

根本的に荷重オーバーだった可能性もあると思います。続報待ちですね。

様々な複合的な要因が考えられる中で、クレーンやワイヤーの状況からも「ボルトが外れた」だけでなく、ワイヤー側の不具合も何か起きたのではないかという声が多いです。

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続報【八重洲東京鉄骨落下】事故の原因は「支保工」の強度不足?

2023年10月4日、事故原因として「支保工」の強度不足の可能性があると続報が出ました。

東京都中央区八重洲の再開発地区のビル建設現場で9月、鉄骨が落下して作業員5人が死傷した事故で、鉄骨の梁(はり)を支える土台「支保工(しほこう)」の強度が不足していた可能性があることが3日、関係者への取材で分かった。5本の梁(計約50トン)の重さに耐え切れず、崩落したとみられるという。警視庁捜査1課は、業務上過失致死傷の疑いも視野に、詳しい事故原因を調べている。

産経新聞

出典:Yahooニュース

【支保工(しほこう)】

上部あるいは横からの荷重を支えるために用いる仮設構造物の一般的呼称。といえばスラブや梁受けのパイプサポー卜、型枠構台などを「型枠支保工」、切梁は「山留め支保工」

出典:建設・クレーン工事現場などの用語集

事故は9月19日、3階部分にあった梁をクレーンのワイヤでつり上げて7階に設置する作業中に起きた。男性作業員5人が、7階部分でクレーンのワイヤでつり上げた梁をボルトで仮止め設置していたという。

関係者によると、5本目の梁の仮止めを完了しワイヤを外そうと緩めていたところ、すでに固定していた4本の梁と一緒に20メートル下の3階の床部分に落下。梁に命綱となる安全帯をつないでいた5人も一緒に落ち、2人が死亡、3人が負傷した。

その後の調べで、支保工に梁5本の重さに耐えられる強度が十分に確保されないまま工事が進められた疑いが浮上したという。
また、資材不足などを理由に、支保工の設計を変更していたことも判明した。

捜査1課は、設計の変更が、支保工の強度不足を招いた可能性もあるとみて、現場の安全管理責任者らから事情を聴いている

出典:産経新聞

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【八重洲東京鉄骨落下】「支保工」の強度不足について同業者の意見

元鳶職してました鳶一級技能士です。資材不足による設計変更、作業手順。どこをどう見ても素人工事です。
まさか大手ゼネコンがこんな工事するとは。支保工で真ん中支えてるなら本梁は仮ボルト数本ではなく、仮ボルトで逃げるなる最低でも全部ボルト(梁の重量にもよる)入れなきゃダメです。万が一支保工が崩れても梁が落ちないように本ボルト(ハイテンションボルト)で本締めするのが最良。というか、支保工が崩れること自体があり得ない話しの作業なので、そこが崩れては命はないです。本梁を本締めさえしていれば支保工が崩れたとしても梁は曲がるかも知れませんが中ぶらりんで下まで落ちることはなかった、最悪でも人が死ぬ事故にはならなかった防げた事故です。

支保工の強度不足+仮ボルトの本数不足でしょうね。 支保工を鋼製ベントにしてりゃ①と③の梁はそこまで変動しないので仕口部分にせん断力が掛からないので仮に仮ボルトの不足があっても曲がるだけて落ちることはなかった。 鋼製ベントをあんなに高く積み上げるのはそれはそれでベントの崩落等考えられ、難易度が高そうですが。

支保工は作業する資材の重量計算だけ、それ以上はしないよ。 設計変更したと言うのは、当初は当日作業する5本の重量で計算していたのを、2本の重量だけに変更したのだろう。(支保工の資材不足に対応)

その際は、手順も、桁を本締めし強度を出してから梁を架ける様に、前提を変えた。 ところがそれをやると、梁の取り付けが極めて困難になる。 結局現場では、当初の手順で施工した。 現場とのすり合わせ不足の安易な計画変更、ですかね。

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八重洲日本橋鉄骨落下事故 ゼネコン施工建設会社|代表 大林組とは?

大林組は、1892年に創業した日本の総合建設会社です。スーパーゼネコンの一つとして、国内外で多様な建築・土木・開発・エネルギー事業を手がけています。

国内では、東京スカイツリー、東京ドーム、東京ミッドタウン、品川インターシティなどの大規模なプロジェクトに携わってきました。

東京駅八重洲口周辺の再開発プロジェクトの高層ビル建設現場ともなると、安全管理、安全点検は相当徹底していたはずです。

実際に、大林組で働いていた方、この事故があった現場で働いている方などの声がSNSなどにありましたが、非常に安全に対する意識が高く、安全設備が整備されていて、職長とのコミュニケーションもしっかりとれている現場との情報もありました。

しかし、事故が起きたからには何らかの問題があったと思われますので、犠牲になってしまわれた方のためにも原因究明が待たれます。

▼【八重洲東京鉄骨落下事故】ゼネコン 施工会社、発注主や責任問題などについてはこちら

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【八重洲鉄骨落下】事故瞬間動画ライブカメラ映像(日本橋)【東京駅丸の内口】

今回の再開発事業は、東京駅周辺の業務・商業・文化・医療・交通などの機能が一層充実し、東京駅前のまちづくりにおける新たなランドマークとなるものです。

そんな待望の大規模事業で起こってしまった死亡事故。

様々な要因は考えられますが、日頃危険な作業をしてくださっている現場の方々の働きで、我々の生活が成り立っていることを痛感します。

二度と同じような事故が起こらないように原因究明を望むと共に、亡くなられた方のご冥福、怪我をされた方の一日も早い回復を心からお祈りしています。

▼今回の事故が起こった建設現場の場所や、建築中のビルの詳細について

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