2023年9月19日午前9時20分ごろ、東京都中央区八重洲のビル工事現場で鉄骨が倒れ作業員が落下したというニュースが入ってきました。
搬送先の病院で2名の死亡が確認され、残る3人のうち1人が意識不明の重体ということで、非常に大変な事故となってしまいました。
筆者もかつて良く通っていたエリア、また今も家族が通勤しているので気になっているニュースです。
東京駅付近は大規模な再開発が進められていて工事中のエリアが多いですが、今回の事故が起こった場所はどこなのか。
ネットニュースやテレビのワイドショーの情報をもとに、場所を調べてみました。
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【日本橋建設現場】鉄骨落下事故の場所どこ? 現場の地図
日本橋3丁目で起きた建設現場の鉄骨落下事故の場所は、
東京駅八重洲口から東に約300mほど進んだ、
「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」の大規模工事現場、
東京都中央区八重洲一丁目300番、205番6、205番7の一部で発生しました。
出典:「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」権利変換計画認可について
▼東京駅八重洲口から東に約300mほど進んだエリア
▼現場のGoogleストリートビュー
【日本橋建設現場】鉄骨落下事故の場所 何のビルが建つ予定?
日本橋・八重洲の鉄骨落下事故があった東京駅八重洲口駅前の建設現場には、
地上51階、地下4階、高さ249.72mの超高層ビルが建設される予定です。
これは「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」と呼ばれるもので、2025年3月に竣工する予定の大規模再開発事業です。
出典:都市再生特別地区(八重洲一丁目6地区)都市再生特別地区(八重洲二丁目1地区)都市計画(素案)の概要
このビルには、事務所や飲食店舗のほか、劇場やカンファレンス施設、医療施設、バスターミナルなどが入ります。
劇場やカンファレンス施設は、ぴあ株式会社やコングレ株式会社が運営するもので、約800人を収容できる段床型の劇場や、大型の展示会や講演会ができる平土間ホールなどがあります。
医療施設は、東京駅周辺では初めての大規模な医療モールとなり、バスターミナルは、地下に整備されるもので、都心から各地への高速バスの利便性を高めます。
入居予定施設
- オフィス
- バスターミナル
- 医療施設
- 非常用発電施設
- 劇場
- ビジネス交流施設
出典:都市再生特別地区(八重洲一丁目6地区)都市再生特別地区(八重洲二丁目1地区)都市計画(素案)の概要
この再開発事業は、国際都市東京の玄関口にふさわしい交通結節機能の強化と国際競争力強化に資する都市機能導入を目指していて、高度な防災機能や環境性能も確保しています。
このビルが完成すれば、東京駅周辺の業務・商業・文化・医療・交通などの機能が一層充実し、東京駅前のまちづくりにおける新たなランドマークとなる建物です。
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【日本橋建設現場】鉄骨落下事故の場所どこ?何のビルが建つ予定? あとがき
そんな待望の大規模事業で起こってしまった死亡事故。
安全対策軽視、無理な納期設定やコスト削減、最近の記録的猛暑による判断ミスなど、様々な要因は考えられますが、危険な作業をしてくださっている現場の方々の働きで、我々の生活が成り立っていることを痛感します。
二度と同じような事故が起こらないように原因究明を望むと共に、亡くなられた方のご冥福、怪我をされた方の一日も早い回復をお祈りしています。
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