関門海峡花火大会2023子連れ無料穴場6選｜地元民厳選隠れスポット！

2023年8月12日

関門海峡花火大会は、福岡県の北九州市門司区と山口県の下関市で同時に開催される西日本最大級の花火大会です！

毎年8月13日に約15,000発の花火が打ち上げられ、約100万人の観客が訪れます。

関門海峡花火大会は海峡から打ち上げられ、門司港・下関両岸の鑑賞スポットには眺望抜群の有料席がありますが、ほとんどの席のチケットは売り切れ。

混雑を避けてゆっくりと花火を楽しみたいなら、穴場スポットを探すのがおすすめです。

特に大人しくしてくれない小さい子供がいると、花火大会鑑賞自体を諦めがち。

ここでは、

遠くてもいいからしっかり花火が見たい
子連れでも気軽に花火を鑑賞したい

という要望を叶えられるであろう穴場スポットを、地元住民の方の情報からまとめてご紹介します！

関門海峡花火大会　打ち上げ場所などの概要

両会場の位置と打ち上げ場所

開催日付	令和5年8月13日（日曜日）例年8月13日
開催時間	19:40 開会式（門司会場/両市市長出席）　19:50 花火打上げ開始　20:20打上げ終了　23:00交通規制解除
会場	【下関】あるかぽーと地区を中心に関門海峡沿岸一帯【門司】関門海峡ミュージアム周辺　西海岸付近
住所	山口県下関市あるかぽーと北九州市門司区西海岸1-3-3 関門海峡ミュージアム
URL	関門海峡花火大会　下関会場関門海峡花火大会　門司側会場
料金	・岬之町埠頭／あるかぼーと会場　　　　　3,000円／一名・海峡ゆめタワー前（22号岸壁）会場　3,000円／一名・カモンワーフ会場　　　　　　　　　2,000円／一名・唐戸市場前会場　　　　　　　　　　2,000円／一名 ※小中学生　　　　　　　　　　　　　1,000円／一名　小学生未満　　　　　　　　　　　　無料
お問い合わせ先	下関21世紀協会 083-223-2001 関門海峡花火大会実行委員会門司　kaikyouhanabi-moji@estate.ocn.ne.jp（電話非公開）
備考	関門海峡花火大会についての詳細及びチケット販売、各種募集情報等については大会事務局、またはホームページまでお問い合わせください。

下関側会場　

出典：関門海峡花火大会　下関会場

門司側会場

関門海峡花火大会2023子連れ穴場無料スポット7選①【下関側】みもすそ川公園

「みもすそ川公園」は、関門海峡の最も狭い場所にある都市公園です。

源平合戦の最後の舞台となった壇ノ浦や、幕末の下関戦争で活躍した長州藩の砲台跡など、歴史的な名所が多くあり、公園内には源義経と平知盛の像や、松本清張の文学碑などもあります。

また、関門橋や対岸の北九州市を見渡せる絶景スポットでもあり、関門海峡花火大会の花火もしっかりと見ることができます。

海に沿って細長く続いている公園で、関門橋下あたりの遊歩道は改修工事によって大幅にスペース拡張されていますので、多くの人が訪れたとしても比較的ゆったりと見られる場所です。

▼以下は2019年の様子ですが、広々とした遊歩道が続いていますね。

真夏の夜の海峡
– Kanmon Strait at Midsummer Night –

みもすそ川公園
壇之浦古戦場#関門海峡花火大会 #第32回関門海峡花火大会 #花火 #fireworks #ファインダー越しの私の世界ᅠ #カメラ好きな人と繋がりたい #るるぶ #じゃらん #retrip #東京カメラ部 #pashadelic pic.twitter.com/zjULRMrb6f
— ひろちゃんマン team 阿蘇び人 (@hirochanman5963) August 15, 2019

上記の写真は、恐らく下記の「壇之浦古戦場」辺りから見た風景になると思われます。

「みもすそ川公園」は海沿いに南北に長い公園になっていますが、より北に進んだ公園の終わりの位置にある「平家茶屋」という飲食店から見える関門海峡花火大会の様子も貼っておきます。

8月13日、#平家茶屋で花火を見ながらのディナー🎆 3年ぶりやし、めっちゃ良かった！#関門海峡花火大会 #下関 #下関イベント pic.twitter.com/HHXLg70q1P
— ほぷしも【ほっぷ下関】 (@hop_shimo) August 13, 2022

「平家茶屋」は、花火の日に予約を取るのは至難の業の人気店、かつ料金もお高く上品な店なので子連れで行くには向かないかなと思われるのですが、（我が家の子供達は絶対ムリ汗）

「みもすそ川公園」はどの地点でも関門海峡花火大会の花火が見やすいということは、お分かり頂けると思ってご紹介しました。

【下関側】みもすそ川公園で関門海峡花火大会を鑑賞する際の注意点

「みもすそ川公園」で花火鑑賞する上での注意点は以下の通りです。

駐車場が23台分しかないので早めに行くことが必要
近くに気軽に入れる飲食店がない（自販機はあり）
公衆トイレはあるが、衛生面が心配な方は到着前に済ませておく方が良さそう

一番ネックなのは、恐らく駐車場が23台分しかないということ。

鑑賞可能エリアが広い割に駐車台数が少ないので、早めに行かないと駐車することは難しいと思われます。

近くの火の山ロープウェイ駐車場（無料/40台）や、
徒歩20分位のところにある唐戸市場の有料駐車場（１時間無料で30分120円）

を検討するのも手ですが、こちらも相当な混雑が予想されます。

車は駐車場難民になる可能性が高いので、出来ることなら公共の交通機関で来た方が良さそうです。

駐車場検索には、空いている月極や個人宅の駐車場を15分単位で借りることができる「akippa」というサービスもあります。

8/12現在、下関周辺の駐車場に空きはありませんが、キャンセルが出る可能性もあるのでチェックしてみるのもありです。

ネットから事前に予約・決済可能。元々空いているスペースを使うため料金も低価格で、もし空いていたら駐車料金節約にもなるかと。

所在地	下関市みもすそ川町１−１
アクセス	■バス　JR下関駅からバスで15分、「御裳（みもすそ）川」バス停から徒歩 ■車　下関ICから車で10分
駐車場	関門トンネル人道入口前駐車場を利用（23台、無料）

関門海峡花火大会2023子連れ穴場無料スポット7選②【下関側】弟子待の巌流島展望台

「弟子待の巌流島展望台」は、関門海峡や巌流島を見ることが出来るスポットとして最近知名度が上がってきたとはいえ、まだ知らない人も多い場所。

弟子待の巌流島展望台は、彦島の端にある展望台です。

ここからは関門海峡や、巌流島を目と鼻の先に見ることができます。

【14日目-4】山口弟子待の巌流島展望台
巌流島に船で行こうか迷ったが、対岸から眺めるだけにした。

あんな小さな島なんだ。。#四国中国旅行 pic.twitter.com/IyKf6Ec2s2
— ジーク (@spkkc23) May 21, 2022

近すぎて、巌流島にある宮本武蔵と佐々木小次郎の像も肉眼で見えるほど。

また、この展望台は、近くに住む黒河将さんが私有地を12年かけて1人でコツコツと整備した手作りのもので、景色を見ながらくつろげる椅子やテーブルなどが用意されています。
参考：山口新聞

弟子待という地名の由来は、武蔵と小次郎が巌流島で決闘したとき、小次郎が弟子たちをこの場所に待たせたからだという説があるそうですね。

「弟子待の巌流島展望台」からの関門海峡花火大会の眺め

じゃあここからの関門海峡花火大会の眺めはどんなものか。

百聞は一見に如かず。

2019年に「弟子待の巌流島展望台」から花火大会を撮影された方のYoutube動画が投稿されていたので、是非ご覧ください！

距離はあるものの、関門橋の両脇にキレイに上がる花火を堪能できる絶景スポットですね！

【下関側】「弟子待の巌流島展望台」で関門海峡花火大会を鑑賞する際の注意点

「弟子待の巌流島展望台」で花火鑑賞する上での注意点は以下の通りです。

駐車場がない（途中の路肩駐車OKとの情報も）
トイレ、自販機なし

私有地を手作りで整備された展望台ですので、駐車場やトイレなどはありません。

私有地だからなのか、公式サイトには「駐車場等はありませんが、路上駐車可」との記載がありました。

「弟子待の巌流島展望台」に向かうにつれて、道幅が狭くなり行き止まりになるので、その前の道の路肩に停車されている方が多いようです。

駐車については、状況に応じてご対応ください。

所在地	下関市彦島弟子待町１丁目９−１２
アクセス	■バス　下関駅前より「弟子待3丁目」行きのバスで約20分）終点下車。徒歩で約10分 ■車　下関駅西口→関彦橋→江の浦(㈱三菱重工業下関造船所前)→杉田交差点左折 →サンデン交通「弟子待二丁目」(徳岡商店前)左折→㈱日本グリース下関工場正門前　徒歩4分
駐車場	なし　※「駐車場等はありませんが、路上駐車可」との記載

関門海峡花火大会2023子連れ穴場無料スポット7選③【下関側】彦島南公園

彦島南公園は、下関市彦島地区の住宅街にある高台の公園で、関門海峡や関門橋を見渡せるスポットがあります。

桜や紫陽花などの花も咲いていて季節ごとに違った風景を楽しめ、決して広くはありませんが、地元の方が良く通っている散歩やウォーキングスポットになっています。

そして最後、関門海峡！
夕方と夜景を彦島南公園から。四国と違ってほんとに近いね。泳いで渡れそうw pic.twitter.com/DlDWLr31zQ
— はにぽち＠わくわくメイカー㌠ (@hanipoti) November 27, 2015

花火からの距離は遠いものの、関門橋を挟んで両サイドから打ち上げられる花火を見ることができます。

アクセスは少し不便なので注意が必要です。

▼駐車場は28台とのこと。早めに行かないと埋まる可能性はありますね。

そして、公園の一番高台の部分は気が生い茂っていて見晴らしがそこまで良くないため、花火が良く見えるのは、下記の駐車場すぐにある広場になります。

本日梅雨明けの下関市。彦島南公園から見る関門海峡。写真右手は北九州市門司区、中心より左下に関門橋。 pic.twitter.com/WfFplXRKXP
— 渡邊不動産販売株式会社 (@2SLg5yGOqkECjel) July 13, 2021

もう少し広場の中ほどに入れば、関門橋がキレイに見えますよ。

また、トイレは駐車場からの入り口と遊具のある所の階段上付近と２か所あります。

遊具の広場は関門橋とは反対方向になるため、恐らく人は少ないでしょう。

もし子供が待ちきれなかったり花火に飽きてしまった場合も、少し遊ばせることができそうです。

▼彦島南公園はあまり日陰がないという情報もあったので、早めに行く方はこのような遮光が強力な日傘があったら良いかもしれません。

【下関側】「彦島南公園」で関門海峡花火大会を鑑賞する際の注意点

彦島南公園で花火鑑賞する上での注意点は以下の通りです。

花火打ち上げ場所からは遠い
住宅街にあるため、入口が分かりにくい
駐車場は28台なので早めに行くことが必要
公衆トイレは2つあるが、衛生面が心配な方は到着前に済ませておく方が良さそう

アクセス面から、車で来る方が多いと推測されるので、確実に駐車したい方は早めに来た方が良さそうです。

所在地	下関市彦島弟子待町３丁目８
アクセス	■ＪＲ下関駅よりバスで、　彦島営業所行き（山中・田の首経由）乗車21分　向井小前下車　徒歩5分　彦島営業所行き（中部学院・田の首経由）乗車16分　向井小前下車　徒歩5分 ■下関インターより車で約25分
駐車場	28台、無料

関門海峡花火大会2023子連れ穴場スポット7選④【下関側】はい！からっと横丁

子供といるならもういっそのこと、打ち上げ会場隣の遊園地に行ってしまうというのも手です。

あるかぽーとの中にある「はい！からっと横丁」

打ち上げ場所にほど近く、有料の鑑賞席に挟まれていることからも、立地は申し分ないです。

子供だけでなく大人にも人気があった遊園地ですが、2023年10月31日をもって閉園になるとのこと。

廃れていた訳ではないので、意外で淋しいですね。

「はい！からっと横丁」から見る花火、観覧車と共に見る花火はもう今年が最後になりますね。

通常は入場無料で、アトラクション乗る毎にお金がかかる or フリーパス購入という料金体系を取っていますが、

花火大会当日は、以下の特別入場料で営業しているようです。

出入り自由だし、子供達は飽きずに遊んでくれるだろうし、観覧車からの花火なんて楽しそうですよね！

▼2018年に撮影された「はい！カラッと横丁」から見た花火。さすが会場めちゃくちゃ臨場感ありますね

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【下関側】「はい！からっと横丁」で関門海峡花火大会を鑑賞する際の注意点

「はい！からっと横丁」で花火鑑賞する上での注意点は以下の通りです。

入場料がかかる
有料鑑賞席があるエリアのど真中なので、行き帰りは相当な混雑に巻き込まれる

▼テンションも体温も上がりがちな子供には、このようなクールリングがあると良いですね。28度以下の空間で凍る不思議な氷で3時間持続するとのこと。

所在地	下関市あるかぽーと１−４０
アクセス	■バス JR下関駅から約5分「海響館前」下車 ■車中国自動車道下関インターを出て「下関市街方面」へ、約15分
駐車場	なし

関門海峡花火大会2023子連れ穴場無料スポット7選⑤【下関側】壇之浦パーキングエリア（一般道～徒歩）

実は壇之浦パーキングエリアは、一般道からも行けちゃうの知ってました？

関門海峡花火大会の有名スポットでもあり、例年だと昼頃に車でのパーキングエリアへの入場に規制がかかってしまうのですが、

一般道から入って専用の駐車場に停め、「ウェルカムゲート」を通って徒歩で壇之浦パーキングエリアに入れば、規制とも無縁で入場できます。

▼「ウェルカムゲート」までの道のりはこちらが分かりやすいです。

【下関側】「壇之浦パーキングエリア」にウエルカムゲートから入り、関門海峡花火大会を鑑賞する際の注意点

「壇之浦パーキングエリア」にウエルカムゲートから入って花火鑑賞する上での注意点は以下の通りです。

駐車場が7台

最大のネックはこの「駐車場が7台」という点でしょう。

かなりハードモードにはなりますが、上記動画内で車で通行していたウェルカムゲートまでの道のりは徒歩でも行く事ができます。

交通規制とは無縁で、高速料金を払わずにパーキングエリアに入れるというメリットは大きいと思うので、駐車場の状況に応じてご検討ください。

参考：壇之浦パーキングエリア(下り線) | NEXCO西日本のSA・PA情報サイト (w-holdings.co.jp)

関門海峡花火大会2023子連れ穴場無料スポット7選⑥【門司港側】和布刈(めかり)公園

門司港側にある和布刈(めかり)公園も、穴場として知られていて、

中でも「ノーフォーク広場」はド迫力の花火が見られる穴場スポットとして人気です。

目の前に関門海峡があり、ロケーションの美しさも魅力です。

夕暮れノーフォーク広場#関門海峡 pic.twitter.com/W0IOofhhAs
— クロクモ🎃 (@Kurokumo_Kansai) August 23, 2020

和布刈(めかり)公園自体が関門海峡花火大会の穴場スポットとしては有名なので、昼ぐらいから場所取りの人で埋まっていきますが、広さが充分にあるので打ち上げ会場などに比べると快適に見ることができます。

また、近くに食事を取れる店もあり、自販機や公衆トイレもあるので比較的過ごしやすいです。

また、門司側の花火が見えにくくなることを許容すれば、公園の海沿いを北に伸びる900mの「めかり観潮遊歩道」、「和布刈公園橋台下広場」「和布刈神社」まで続く道上なら、下関側の花火はどこからでも見えると思われます。

遊具スペースにある「国内最大級のたこの滑り台」は子供が大好きなので、熱中症にさえ注意できれば花火まで退屈せずに過ごせそうですね。

▼モバイルバッテリーにもスマホスタンドにも使えるハンディーファンは、場所取り中には重宝しますね。

【門司側】「和布刈(めかり)公園」で関門海峡花火大会を鑑賞する際の注意点

「和布刈(めかり)公園」で花火鑑賞する上での注意点は以下の通りです。

駐車場は約20台なのでほぼ停められないと思った方が良い
帰りの門司港駅は激混みで2時間ほどは進めないこともザラなので、公共の交通機関で来た際には覚悟が必要

花火は快適に鑑賞できるけど、帰りは観客の導線が「JR門司港駅」に集中するので、利用する場合は混雑に覚悟が必要そうですね。

所在地	北九州市門司区旧門司２丁目
アクセス	JR門司港駅から西鉄バス「和布刈」行、「和布刈公園前」下車すぐ
駐車場	約20台、無料