TBS日曜劇場で放送中のドラマ「VIVANT」
主役級の豪華キャストと日本のドラマとは思えない、かつてない壮大なスケールが特徴の本作。
細部まで練られた丁寧な脚本と張り巡らされた謎で絶賛されていますが、
メインキャストでいまだに役名が明かされていない二宮和也さん。
実は、二宮和也さんのYoutubeチャンネルで役名が「ノコル」であるとネタバレしていました。
二宮和也さんは重要な役どころであるため、「ノコル」にも重要な意味が隠されているに違いありません。
- 二宮和也さんの役名「ノコル」の意味は?
を、徹底的に調べていきたいと思います!
【VIVANT】二宮和也役名が「ノコル」とネタバレしたのはなぜ?
第7話まで伏せられている二宮和也さんの役名ですが、
ネットや二宮和也さんのファンの間では「ノコル」であると判明しています。
なぜ「ノコル」とネタバレしてしまったのでしょうか。
実は、モンゴルでの撮影当日が二宮和也さんのお誕生日だったため、
現場で祝ってもらった様子をYoutubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」で投稿していたのですが、
スタッフさんより「“ノコル”役の二宮和也さん、40歳のお誕生日でしたー!」との声かけで祝ってもらっていました。
▼そのYoutub動画。該当シーンに頭出ししています。
予想外のところから判明したという感じですね!
【VIVANT】二宮和也役名「ノコル」の意味は?モンゴル語で「僚友」「領主個人に忠誠を誓う家臣」
調べたところ、「ノコル」は本来モンゴル語で「僚友」を意味した言葉とのこと。
その後、モンゴル帝国建国期には「領主個人に忠誠を誓う家臣」という意味合いで用いられていたようです。
нокор⇒ 僚友
チンギス・カンが出かけた先で助けを得た人物が「我、汝がノコル(僚友)とならん」と語ってチンギス・カンに仕える「ノコル」となったことから「領主個人に忠誠を誓う家臣」というニュアンスに意味合いが変わっていった。
【VIVANT】二宮和也役名が「ノコル」となった理由の考察
「ノコル」の背景の深掘り
最初の「ノコル」こそ、対等な立場でチンギス・カンを助けた「僚友」と言える存在でしたが、
チンギス・カンのノコルとして著名になった者の大部分は、
- 親や兄に連れられて質子(トルカク)としてノコルになった者
- 子供の時に拾われて義弟・養子として育てられノコルになった者
であったとのこと。
実質的な意味合いとして、領主とノコルは「家産的支配・隷属関係」であったということです。
ノゴーン・ベキの右腕となる人物に「ノコル」と名付けた訳
「親や兄に連れられて」
「子供の時に拾われて義弟・養子として育てられた」
という事象を見ると、どうしても乃木の境遇と重ねてしまいますよね。
そして、テントのメンバーは役所広司さん演じるノゴーン・ベキのことを「偉大なる父」と呼んでいます。
「テント」の目的はいまだに明らかになっていませんが、
恐らく、乃木のような「人身売買」などで家族と離れ離れになった子供を引き取って育て、
疑似家族のような集団を作っているのではないかと推察します。
「育ててくれた恩義も併せて、ノコルはノゴーン・ベキに忠誠を誓っている」
「チンギス・カンとノコルとの関係性」とリンクさせて、
ノコルという名前に、ノゴーン・ベキへの忠誠心や自身の生い立ちなどを暗喩させているのではないかと考えました。
この考察が的外れだったとしても、二宮和也さん演じるノコルには、
物語に深く関わる重大な事実が隠されていると思います。
第7話で明かされるのでしょうか。
楽しみですね。
▼ジブリ最新作「君たちはどう生きるか」について
コメント