君たちはどう生きるか映画がひどいつまらない駄作との酷評|理由・感想・割合を調査

「君たちはどう生きるか」
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宮崎駿監督による10年ぶりのスタジオジブリの新作「君たちはどう生きるか」が、7月14日から公開されましたが、「つまらない・面白くない・ひどい・駄作」との酷評を含んだ感想も目立ちます。

筆者も初日の朝イチの回で鑑賞してきましたが、

「うーん…全然意味わからん」と「つまらなかった」と感じたのが正直なところ。

10年ぶりの宮崎駿監督作品、期待し過ぎたのかもしれませんが…。

同じように思った方も多くいたようで、批判的な意見も増えてきました。

既に映画を見た方の「低評価」ポイントはどこだったのでしょうか。

実際の感想や低評価の割合など、筆者の感想も交えながらまとめてみました。

ネタバレを含む感想については、【ネタバレ有り】と表記してクリックすると表示される仕様にしています。
詳しい内容を知りたくない方はご注意ください。

映画「君たちはどう生きるか」低評価の割合

まずは、各レビューサイトでの低評価の割合を見ていきましょう。

※2023年7月16日現在

filmarksレビュー 【低評価14%】

出典:filmarks

yahoo映画レビュー 【低評価44%】

出典:yahoo映画

映画.comレビュー 【低評価16%】

出典:映画.com

レビューサイトごとに高評価・低評価の割合にバラツキがありますが、

全体評価の平均は 約3.3点 (5点満点中)

低評価の割合は、おおよその数字ですが、

【低評価】1~2点を付けた方が24%

となっています。

高評価の割合が格段に高い訳でもなく、賛否両論に分かれて観る人によって感想が変わる映画と言えそうです。

※filmarksの点数の分け方が「1.0 – 2.0」「2.1 – 3.0」「3.1 – 4.0」「4.1 – 5.0」という4段階なので、

【低評価】「1.0 – 2.0」「2.1 – 3.0」の数字を計測しています。

参考までに、低評価レビューが出やすいと思われるyahoo映画サイトで、直近の宮崎駿監督作品である「風立ちぬ」「崖の上のポニョ」「ハウルの動く城」のレビューも確認してみました。

出典:yahoo映画

出典:yahoo映画

出典:yahoo映画

近年の宮崎駿監督映画は賛否両論ありますが、現時点での低評価の割合としては「君たちはどう生きるか」が断トツで多いと言えます。

「10年ぶりの宮崎駿監督作品」「一切の前情報なし」ということで、ハードルが上がり過ぎたのかもしれませんね。

筆者もその1人ですが「エンターテインメント アニメ映画として楽しめる作品ではない」という感想でした。

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映画元ネタ ジョン・コナリー作「失われたものたちの本」とは?

物語に直接影響を与えた作品として名前が挙がっているのは、

ジョン・コナリー作「失われたものたちの本」です。

事前に予想していた以上に、映画はこの小説の内容をトレースしているなという印象でした。

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映画「君たちはどう生きるか」低評価の感想

映画「君たちはどう生きるか」低評価の感想内容は、どのようなものでしょうか。

低評価をつけているレビューが指摘している内容は、

  • 設定が複雑で意味が分からない
  • ストーリーが支離滅裂で破綻している
  • 不気味な夢、監督の脳内にあるものをただ乱雑に並べただけという印象
  • キャラクターに共感できない
  • 本職ではない役者の声の演技が気になって集中できなかった

という点が多いです。

初回鑑賞直後、まさに筆者も同じ感想を抱いていたのですが、Twitter等には絶賛や「泣いた」という意見が多く、自分の感性や読み取り能力が乏しいのかと不安になりました。

「響かない人には響かない」ということが分かって少し安心しました。

実際のレビュー内容

14日に公開された宮崎駿のインタビューで「私自身、訳が分からない」と語っているのが話題になってるw
その上で星4やら5付けて絶賛してる連中の妄想による考察と補完があまりにも滑稽に見えてしまったのはかわいそう
考察厨の拗らせた年配者が好きそうな映画ではある。

「自分には悪意がある。頭は自分で傷付けました」
こんな薄っぺらいメッセージ性と受け手任せの説明不足な設定。これを理解したフリして面白いってなる【俺には理解るおじさん】にはなりたくないよな

出典:filmarksレビュー

認知症の方の頭の中を見せられているようでした。 刻々と変わる頭の中の映像を2時間に繋ぎ合わせただけ。 ひとつの物語にはなっていませんでした。 何度も席を立とうとしました。 最後の米津玄師に救われました。

出典:Yahoo映画レビュー

カリオストロの城から40年以上、監督の作品には本当に楽しませて頂きました、一生の宝になる作品、個人的にはもう一歩だったけど嫌いにはなれない作品、ジブリ美術館やOn Your Markなどの短編作品の数々、その一つ一つがかけがえのない想い出と共に心に刻まれています。

しかし本作はダメです、厳密に言うと冒頭部分は作画も素晴らしく胸が高鳴りました、謎の青サギが歯を剝いて喋り出すと何かが始まる予感にワクワクした、しかし時間の経過と共に胸の高鳴りは影を潜めひたすら続く意味不明なシナリオと場面構成の羅列にウンザリ、待ちに待ったエンドロールにとても救われた気持ちになったのと同時に他の観客の戸惑いや落胆が手に取る様に伝わって来る。

宮崎監督はシナリオや絵コンテを完成させず見切り発車で映画を作り始めるのは有名な話ですがそれが予期せぬ展開や予想もしない結末となる良い化学反応になる事もあれば全く映画として成立しないケースもある、本作は間違え無く後者です。

これから観に行く人は覚悟して下さい、二時間少々の映画がこんなにも長く苦痛に感じたのは久々です、こちらが勝手に「宮崎駿作品」としてハードルを上げていた側面は否定しませんがそれを抜きにしても苦行に近い二時間となるでしょう。

追伸 (作品に対しネガティブな事ばかりでは心苦しいので) 唯一の収穫は作画監督に本田雄氏を迎えた事で今迄のジブリの描く女性とは明らかに違う事です、彼の描く女性は色艶があり本当に上手いアニメーターだと思います。

出典:Yahoo映画レビュー

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ツイッターには書きづらいから、どこかに感想を書けるところないかなぁと思っていたら、ここを見つけました。かなりのジブリファンです。だいたいの作品は何度も何度も観てます。ゲド戦記以外は。

昨日妻が「せっかくだから行ってきたら?」とチケットをとってくれて、とても楽しみな気持ちで今朝を迎えました。 衝撃的につまらなかったので、ツイッターで皆の感想を読んだら割と好意的な意見が多くて驚きまして(僕がおかしくなったのかなぁ)と思っていたら、こちらの皆さんは同意見な方が多く、ちょっと安心しました。

ゲド戦記と同じくらい、つまらなかった…。絵がキレイなだけで、過去作の出来損ないをオムニバスで見せられているような内容で本当に苦痛でした。音楽も暗いし。こんなに前情報がない状態で、「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」を観ていたら、たぶんめちゃくちゃ感動できたと思う…。

誰か止める人はいなかったんだろうか。鈴木敏夫がインタビューで引退宣言した監督が最後にもう一本撮った作品は大体つまらない、と言っていた通りの作品でした。余力を残して去って欲しかった。子どもの頃からジブリ作品を道標にしたり慰められたり背中を押してもらったりしていた身としては、このつまらない新作はなかなか精神的なダメージが大きいです。

エンディングの曲、かなり良い曲のはずなのに頭に入って来なかったです。

出典:Yahoo映画レビュー

面白くないものは、「面白くない」と正直に言いましょう。

宮崎駿の人生を描いたとか、宮崎駿の集大成とか、、、それ映画の評価じゃないですよね? 無名スタジオの無名監督が同じ映画作っても、同じように満点評価してたんでしょうか?
してないですよね、絶対酷評してたでしょう(笑) 結局、そういう風に言ってる人は、映画の内容でなく、スタジオや監督のネームバリューにひっぱられて星つけてるだけ。

誤解のないよう言っておきますが、私はジブリと宮崎監督の大ファンです。
でも、面白くないものは面白くないとしか言いようがないですから。。ホント面白くなかった。。。 多くの人が言ってるように、ストーリーが意味不明で、キャラクターの行動についても「何故そんなことをするのか」と理解できない描写が多く、観賞した後もワラワラやインコが可愛かったことくらいしか印象に残ってません。

映像が美しかったので星2にしてますが、正直、もう一度見たいとは思わないです。

出典:Yahoo映画レビュー

いくらなんでも意味がわからなすぎるし、考察する気にもならない。近年稀に見る駄作。
ジブリっぽい作風でキャラクターが動いていればなんでもいいとでも思っているのだろうか。
映画を観て初めて金を返せと思った。

出典:filmarksレビュー

14日に公開された宮崎駿のインタビューで「私自身、訳が分からない」と語っているのが話題になってるw
その上で星4やら5付けて絶賛してる連中の妄想による考察と補完があまりにも滑稽に見えてしまったのはかわいそう
考察厨の拗らせた年配者が好きそうな映画ではある。

「自分には悪意がある。頭は自分で傷付けました」
こんな薄っぺらいメッセージ性と受け手任せの説明不足な設定。これを理解したフリして面白いってなる【俺には理解るおじさん】にはなりたくないよな

出典:filmarksレビュー

鈴木敏夫の談 「今回は宮さんが全カットに手を入れるような作り方はしていません。宮さんは絵コンテだけに集中しています。」 この鈴木談からもわかるように、今回の作品は宮崎駿は総監督・監修くらいの位置付けだったのでないか。

鈴木敏夫はあまりのつまらなさに事前広告を打たなかったのではないかと思うほどつまらなかった。
幼少期からリアルタイムでジブリを観てきた世代としては、宮崎駿がこんな終わり方になるなんて悲しい。

出典:filmarksレビュー

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そりゃ宮崎駿は偉大な監督でその功績は語るまでもない。それでも声を大にして言いたい。この作品はあまりにも”意味不明”すぎる。

舞台は戦時中の日本から始まり、火災で母を亡くした主人公が行方不明になった母の妹を探しに異世界に冒険に出る……というのが簡単なあらすじ。

まず、物語の序盤から不思議な世界がある事が示されるが、とにかく異世界に行くまでが長い。
『行くかと思ったら行かない』が結構続いてこの時点で嫌な予感。

そして、始まる異世界への冒険。世界観は「これぞ宮崎駿!」という独特な感じがあり、映像的にも引き込まれる部分はあった。
だが、あまりにもストーリーが意味不明である。

途中から『異世界の崩壊を防ぐ』みたいな話になるのだが、観ている側からすると意味不明なまま話が進んでいく。

主人公が母の妹に会いに行くのがなぜ禁忌なの?
とか、それを利用して世界をわが手にしようとする敵のオウム?
とか、事態が飲み込めないままストーリーが進んでいく。

そして、最後は現実世界に帰還するのだが「え?これで終わり?」みたいな不消化感がすごかった。それほどまでに山場での盛り上がりが欠ける映画。

「異世界での冒険を通して主人公が成長した!」みたいのもあまり感じることはできなかった。

……と、こんな感じで難解かつ抽象的な映画なので、子供に見せたら余計意味不明だろう。というか、大人ですら眠くなること間違いなし。

もう一度言う。この映画は本当に意味不明だった。

出典:Yahoo映画レビュー


完全に情報伏せられていたのでホントにナウシカ2なのかな?噂通りまさか実写なんて事ないよなぁと前日からワクワクしながら公開日の朝一で見に行きました。

蓋を開けてみれば 近所の変なジジイが自分の過去の写真アルバム引っ張り出してきて、涙ぐみながらに思い出を熱弁してるのをポカーンと聞かされた感じでした。

ストーリーは終始意味不明
キャラクターには全く魅力なく動機や目的も不明瞭 素人声優同士の会話シーンは恥ずかしくて直視できませんでした

薬物でもキメてるかのようなくどい世界観 唐突に出てきて、なんの意味もない設定

終始ババアか気持ち悪いハゲのオッサンを見続けなければないのも苦痛
映像は綺麗でしたが、それなら近所の公園を散歩して米津玄師の曲聴きながら風景眺めてた方がずっとマシでした。

2000円払ってジジイの気持ち悪い自慰行為を見たい方にはオススメです。
子供に見せたら「鳥が気持ち悪かった」以外の感想ないと思いますよ。

出典:Yahoo映画レビュー


パヤオ。 いい加減にしろ。

主人公のガキとパヤオの境遇がクリソツらしい。自伝みたいなもん?少女時代のママとハグしたいとかどういう欲望?1ミリも理解できないよ。

あと少年。
人生の過酷な局面に向き合った、本人がそう思ってるだけで状況に流されてるだけ。母親の妹が母親になった。当時はザラにある事。軍事産業に従事するリッチなパパに連れられ疎開し、戦争が終わればまた都会に帰っていった、いけすかねぇガキでしかない。手取り足取り親の言いなりの坊ちゃん。喧嘩に負けた帰り道、頭を石で傷付けたね。動機が全く分からないよ。親父をそそのかして田舎のカッペ少年達を悪者にしただけ。

んで最後にボクはカスなので元の争いに満ちた世界に戻りますと。じゃあこの話は一体なんなのさ。

物語というのは、異世界に行ったからにはなんかしらの成長を遂げて元の世界に戻ってくる、そこに観客はそれぞれに共感を得ることができるわけ。それがないから、観客みんなハズレ馬券握りしめたような顔で出て行ったよ。新しい母親をお母さんと呼べました、んなもん成長のうちに入らねぇんだわ。感激しろと言わんばかりに「お母さん!」コールされても白けるんだわ。

「実は、あの建物は少年の心の中にしかないんです」とかどうせそういう事でしょ。もうそういうのもどうでもいいんだわ。普通にストーリーテリングできてないし、つまらないからダメだと誰も止めることもできない、ジブリは全力でパヤオのヤバさをみんなに分かってほしいんだと思う。これはスタジオジブリからのSOS。しっかりと受け止めたけど俺にはどうすることもできないよ。

出典:Yahoo映画レビュー

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筆者の感想

期待し過ぎたのかもしれませんが、前述の通り個人的には「うーん…全然意味分からん」という感じ。

映画冒頭の空襲警報から始まり、火事で一面焼け野原になる東京の街の描写や、その街中を母のもとへ全速力で走る主人公。
周囲の人々が風景や炎の爆風に溶けて不気味に揺らいでいるような作画は、ものすごく引き付けられて期待感が増しましたが、個人的にはそこがピークだったかもしれません。

現実世界は、終始薄暗いベールがかかっているかのように、ストーリーも映像も起伏がないです。

異世界も、

ストーリー上のエンターテインメント要素も薄いのかな。
グッと惹きつけられるほど魅力的に感じるキャラもなく、何かを乗り越えたカタルシスや物語的な盛り上がりもなく。

登場人物がやることなすこと全て理解も共感もできないので、疑問を持ちながら一歩引いて眺めている感じで、感情移入ができませんでした。

もう少し主人公眞人や継母のナツコほか、登場人物の心理描写があると深みが出て良かったなと個人的には思います。

初見では異世界の成り立ちなどの設定も難解でした。

アニメーションは素晴らしいし、宮崎駿映画の集大成という感じで「あの映画のあのシーンと似てる」とオマージュらしきものも多いので、「ジブリが本気でジブリ映画作った」というのは伊達じゃないのは確かにそう。

それ故に、既視感があって新鮮味もなかったですが。

それにしても、この意志を持ったように動く液体や柔らかい物体の描き方は、ジブリならではですよね。

今回は、吹き出す血やパンに塗った大量のジャム、カバンに群がるばあや達や魚の内臓など、見応えがあったのと同時にものすごく不気味でした。

ジブリらしさはそのままで、いつも1段階上のレベルに更新した映像を見せてくれてる気がしていましたが、今回は特にこれはと思う物がなかったのが残念でした。

唯一、ワラワラという小さい白いポニョポニョした「すみっコぐらし」みたいな生き物はものすごく可愛く、あれはぬいぐるみ出したら売れるなと思いましたが。

そして、ポニョの魚の大群で集合体恐怖症を発症した私は、今回もカエルや魚で「ひぇっ」とするシーンがあり。同類の方はご注意を。

宮崎駿監督が描きたいものを書いただけあって、アニメーションは本当にすごい。

それだけは間違いないですがエンターテインメント要素は皆無なので、ディープなジブリや宮崎駿監督のファンでない限り、物語に面白さや明確なメッセージ・意味を見出すことは難しいと思います。

それでも観たいかどうかは、ジブリや宮崎駿監督への愛の度合いにかかっている気がしますね。

筆者はもう1度観たいとは思わないかな…って感じです。

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色々な伝説を作り出してきた宮崎駿氏が82歳にして作り出した最新作。

ネットでは内容予想で大喜利状態になっていましたが、

蓋を開けてみると、賛否両論巻き起こる作品となりました。

▼米津玄師の起用について

また感想なども随時追記、他の関連記事もどんどん掲載していきたいと思います。

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