坂本花織の新衣装が個性的で素晴らしい デザイナーやフリー曲に込めた強いメッセージを調査

フィギュアスケート坂本花織の新衣装

北京オリンピックでの坂本花織さんの活躍、素晴らしいですよね!

女子シングルSPの新しい衣装も話題です!

坂本花織さんの良さを引き出す個性的で素晴らしい衣装は誰が作っているのか、

フリーの曲や、演技に込められたメッセージなどを調べてみました!

目次

坂本花織の衣装デザイナーは「ソフィー・トーマス

坂本花織の衣装デザイナーは「ソフィー・トーマス」さんが担当しています。

出典:20 Minutes

ソフィー・トーマスさんは、フランスでクチュール(仕立て・縫製)会社であるASTRAEE(アストラエ)を立ち上げて、世界中のスケートや社交ダンスの衣装を作っています。

デザイナーであるソフィーさんは、元々社交ダンスをやっていて、自分の衣装を作ったところから衣装屋さんとしてのキャリアをスタートさせています。

社交ダンスのフランスチャンピオン経験者でもある実力者だとか!

【参考】
フィギュアスケートの衣装屋さん:ソフィー・トーマスさん(「ASTRAEE」)インタビュー(1)

大絶賛の北京オリンピック「グラディエーター」新衣装

今回の北京オリンピックの新しいSPグラディエーター衣装も、とても素敵でしたよね!

こちらも、ソフィアさんが手がけたものだと思われます。

出典元:読売新聞

大地の精霊、戦いの女神のような、美しさと力強さが感じられますよね。

大自然の雄大さや躍動感にハッとして感動するような、坂本花織さんのスケートの魅力を表す、素晴らしい衣装ですよね!

お腹部分にあるラインストーンは、中野園子コーチが

「青は花織にとって縁起がいいからどうしても入れてほしい」とリクエストして入れたものだそう。

坂本花織さんの全てを知りつくしている中野園子コーチの勝利に賭ける想いも感じますね!

北京五輪の演技や衣装は、日本だけでなく世界中から大絶賛

日本だけでなく、世界中から演技も衣装も大絶賛されています。

坂本の滑りを、世界の名スケーターが絶賛。ワリエワ問題を猛批判している米国の元フィギュアスケーター、アシュリー・ワクナー氏は「坂本花織、SPの最後に私を喜ばせてくれてありがとう」とツイート。

同じく、米国代表マライア・ベルのコーチで、元米国代表のアダム・リッポン氏は「日本の女子たちが今夜は最高でした。スケーティングの質、曲の解釈、感情。暗雲が立ち込めるイベントの中で、光となってくれたことに感謝します」と記した。  

さらに元フィンランド代表のキーラ・コルピ氏は「ワカバとカオリが、私にとって間違いなくショートプログラムのキングでした。力強く、柔らかく、成熟した、そしてCLEAN(クリーン)なスケーティングに、心がほっこりしました。これらの素晴らしいパフォーマンスを祝福します」とツイート。

坂本花織を歴代名スケーターが絶賛 ロシアメディアも「日本人が勝つべきと世界が憤慨」

坂本花織の北京五輪フリーの衣装や曲は?

坂本花織さんの北京五輪フリーは、団体戦でも披露したこの衣装で、曲はイマニー「No More Fight Left In Me」です。

こちらの衣装は母校である神戸大学の同窓会が寄贈したものとのこと。

鮮やかな青い衣装が、坂本花織さんのはつらつとした元気さやエネルギーの中にも、大人の魅力が感じられて素敵ですよね!

フリープログラムの曲「No More Fight Left In Me」のメッセージ

坂本花織さんは、この曲「No More Fight Left In Me」について、下記のように語っています。

すごくメッセージ性が強くて、意味が分かっていないと、ただ振りをやっているだけ、ジャンプを跳んでいるだけになってしまう。

『その曲で言っているメッセージをどう自分が伝えるか』

というのが今までにないパターンだったので、そこが今すごく難しい


というのも、この曲には〈もう私には闘う力がない〉という意味があるそうです。

〈もう私には闘う力がない〉を意味するこの曲、一見すると競技にミスマッチな感じもしますが、実はとても奥深いテーマを持った曲なのです。世界中の女性たちを主人公にして〈女性の芯の強さ〉を描いているドキュメンタリー映画『WOMAN』のテーマ曲で、歌詞には「女性の強さ」や「女性の解放」といった力強いメッセージをこめられた曲になっています。ミュージックビデオでその世界観を感じて演技を見れば感動は倍増です。

フィギュアスケート日本代表の見どころと華麗な音楽

そのミュージックビデオはこちら。

女性の強さや苦しさ、その女性性から解放されて自由になろうというメッセージ。

この強いメッセージを伝えるために、坂本花織さんの表現力がメキメキと上がっていったと考えたら納得がいきます。

ショートの「グラディエーター」と共に、様々なものから「自由に」なって「強く」生きようとする人間の願いを体現しようとしているからこそ、坂本花織さんの演技がとても心に響くのでしょうね。

坂本花織の衣装をソフィー・トーマスが担当したのはいつ?

2017年のグランプリシリーズで披露した「アメリ」から、ソフィーさんが衣装を担当しています。

装飾華美な「THE フィギュアスケートの衣装」というイメージとは違うカーキという色合いや半袖のデザインがとても印象的ですよね。

「映画アメリ」の世界観を表現しているのでしょうね、とても素敵です!

その後は、「赤い色の方がカオリに合っているし、インパクトを残せる」ということで、全く同じ型紙で赤い衣装に変更しています。

【参考】
今年の世界選手権では9着着用された、衣装屋さん・ソフィー・トーマスさん(「ASTRAEE」) インタビュー(2)

坂本花織の良さを引き出す個性的な衣装デザイン

先述のアメリを始め、坂本花織さんの衣装を見てみると、フィギュアスケートの衣装のイメージを打ち破るような個性的なデザインが多いですよね。

それが坂本花織さんの力強さや唯一無二存在感を引き出している訳ですが、その中でも特に印象に残るインパクト大の衣装をご紹介します。

映画「マトリックス」をイメージした衣装

やっぱり記憶に強烈に残っているのは、2020-21年のシーズンまで2季取り組んできた「マトリックス」の衣装!

クールでかっこいい攻めに入った演技や衣装、存在感が素晴らしいとSNSでも評判です!

いま改めて見返すと、この時から1年も経たずに、坂本花織さんの表現力が圧倒的に増していることが分かりますね!

北京オリンピックに向けて、相当努力されたのだなと感じます。

坂本花織の新衣装が素敵!デザイナーやフリー曲に込めた強い想いを調査 まとめ

素晴らしい演技を彩る衣装や曲、そしてそこに込められた想いを知ると、坂本花織さんのスケートがより深く楽しめる気がしました。

北京五輪のフリープロフィールが待ち遠しいです。

坂本花織さんが自分の力を出し切って、楽しく滑ることができる舞台になることを祈っています!

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