【映像】隕石(火球)は関東どこに落ちた?落下地点を考察検証

【映像】隕石(火球)は関東どこに落ちた?落下地点を考察検証

2024年1月15日午前6時55分ごろ、東京から西の空に大きな流れ星(火球)が現れ、関東周辺の多くの人が目撃してSNSなどに投稿が相次ぎました。

流れ星は、明るくなった空でも肉眼でハッキリと認識できる程明るい青白い光を放ち、何回か爆発しながら数秒で消えていき、数秒後に轟音が聞こえた地域もあったとのこと。

神奈川県平塚市博物館の天文担当学芸員、藤井大地さんのSNSに、大きな火球が空に流れていく映像や、隕石の軌道、落下地点に関する推察が投稿されています。

この記事では、

  • 隕石(火球)が流れていく映像
  • 隕石(火球)の落下地点の考察
  • 隕石(火球)に関するSNS投稿

などを調べてまとめてみました。

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目次

隕石(火球)はどこに落ちた?火球が流れる映像

神奈川県平塚市博物館の天文担当学芸員、藤井大地さんのSNSに、大きな火球が空に流れていく様子が投稿されています。

【上映像】富士から北の高い空に向けたカメラ
【下映像】平塚から北西の空に向けたカメラ

非常に大きな流れ星が、光りながら通過していく様子がハッキリと映し出されています。

日の出後に出現しているので、昼間火球と呼ぶそうです。

富士を観測しているカメラで、火球出現から約4分後の6時59分39秒に轟音が鳴り響いた様子も映像に録れていたとのこと。

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【映像】隕石(火球)はどこに落ちた?落下地点を考察検証

神奈川県平塚市博物館の天文担当学芸員、藤井大地さんによる
「比較明合成画像」と「対地軌道」「日心軌道」の画像です

対地速度42.4km/s、突入角23.3度で落下し、相模湾沖から長野県上空にかけて流れました。google earthの図は、黄色い線が流星の通り道で、それを地上に投影したのが白い線です。散在流星の火球でした。

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「比較明合成画像」
複数枚の画像を重ねて1枚の画像に合成する際に、ピクセルごとの明るさを比較して、明るいほうのピクセルを選んで合成する方式のこと。
この方法は、星の光跡やホタルなどの光の動きを連続で撮影した画像を比較明合成することで、光跡として描くことができる。

「対地軌道」
地球の重力によって束縛されている軌道のこと。人工衛星や宇宙ステーションなどがこの軌道に乗っている。対地軌道には、高度や傾斜角、周期などによってさまざまな種類がある。

「日心軌道」
太陽の重力によって束縛されている軌道のこと。惑星や小惑星、彗星などがこの軌道に乗っている。日心軌道には、離心率や軌道長半径、軌道傾斜角などによってさまざまな種類がある。

藤井大地さんが測定した画像の落下推定地点を見てみると、榛名山付近なのではないかと推察されます。

▼群馬県高崎市にある「榛名山」

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