エリザベス・ゴンザレス審判は、2024年パリオリンピックの男子柔道60kg級準々決勝での「永山竜樹選手対スペインのフランシスコ・ガルリゴス選手」の判定が誤審ではないかと話題になっています。
しかもこの試合だけでなく、エリザベス・ゴンザレス審判は過去にも誤審と疑惑のある判定をしており、またその時に有利な判定を下した選手が、今回の永山竜樹選手の対戦相手、フランシスコ・ガルリゴス選手だったというから驚きです。
加えて、1度目の誤審疑惑のある判定をしたフランシスコ・ガルリゴス選手の相手も、日本人選手でした。
エリザベス・ゴンザレス審判は、1度ならず2度も誤審疑惑のある判定をしたにも関わらず、その2度ともフランシスコ・ガルリゴス選手の対戦だったという事実に、「2人に何かしらの関係性があるのでは」と噂されています。
この記事では、以下について調べてまとめました。
- エリザベス・ゴンザレス審判 2度の誤審疑惑の詳細
1回目:2023年 世界選手権ドーハ大会
2回目:2024年 パリオリンピック - エリザベス・ゴンザレス審判 2度の誤審の共通点
- エリザベス・ゴンザレス審判の経歴
- フランシスコ・ガルリゴス選手の経歴
- エリザベス・ゴンザレス審判とフランシスコ・ガルリゴス選手の関係性について
柔道誤審 エリザベスゴンザレス審判 2度の誤審疑惑の詳細
まずは、エリザベスゴンザレス審判の2度の誤審疑惑について、詳細を記載していきます。
エリザベス・ゴンザレス審判の誤審疑惑 ①2024年 パリオリンピック
試合:
永山竜樹選手 vs フランシスコ・ガルリゴス選手
内容:
エリザベス・ゴンザレス審判が「待て」の掛け声を出したにもかかわらず、フランシスコ・ガルリゴス選手が絞め技を続け、永山選手が失神して敗退。
絞め技を続けたフランシスコ・ガルリゴス選手を止めなかったエリザベス・ゴンザレス審判の対応に、多くの疑問と非難の声があがる。
問題点:
・エリザベス・ゴンザレス審判が「待て」の掛け声を出したにもかかわらず、フランシスコ・ガルリゴス選手が絞め技を続けた
→フランシスコ・ガルリゴス選手は「“待て”が聞こえなかった」と反論
・エリザベス・ゴンザレス審判が「待て」の掛け声を出したにもかかわらず、絞め技を続けたフランシスコ・ガルリゴス選手を止めなかった
・日本側が抗議をすると「エリザベスの“待て”の判断が誤りだった」「どっちにしろ失神したから負け」というような反論。判定は覆らず永山竜樹選手は敗退。
▼動画を見てみると、青の道着を着ている永山選手からは審判が見えているが、ガルリゴス選手からは見えていないので、ガルリゴス選手の主張にはある程度の信憑性はありそう。
ガルリゴス選手が締め技を「待て」の後、6秒間締め技を続け永山選手は失神してしまった。
— 永倉政司 nagakura seiji (@uBF2fV1cVQxRjQo) July 28, 2024
「柔道の精神としてよくないし、ルールとして許容できない」と抗議
審判は一切対応せず知らんぷり。柔道はルール破った人が得するスポーツに#永山選手 pic.twitter.com/tNheNs3MuM
この後、永山選手は抗議のために握手を拒否して畳に居続けますが、それを見た現地の観客は永山選手に抗議のブーイングをします。
エリザベス・ゴンザレス審判の誤審疑惑 ②2023年 世界選手権ドーハ大会
試合:
高藤直寿選手 vs フランシスコ・ガルリゴス選手
内容: フランシスコ・ガルリゴス選手が危険な技をかけたにもかかわらず、エリザベス・ゴンザレス審判はそれを見逃し、フランシスコ・ガルリゴス選手の勝利を認めました。
▼参考動画
このエリザベス・ゴンザレスって審判世界選手権ドーハ大会で高藤直寿VSガルリゴスのときにも審判しててガルリゴスが危ない技(立ち関節技気味に)かけてるのに勝ちにした誤審の人じゃん
— わさビーフ (@nhs46_zaka) July 27, 2024
ガルリゴスもエリザベス・ゴンザレスも最低すぎる #永山竜樹 #パリオリンピック #柔道 #高藤直寿 pic.twitter.com/uT8puUNXur
柔道誤審 エリザベスゴンザレス審判 2度の誤審の共通点
このように、エリザベス・ゴンザレス審判の誤審疑惑は2度に及びますが、その2度の対戦に共通点があります。
【エリザベス・ゴンザレス審判の誤審疑惑の共通点】
・どちらの対戦も、有利な判定をした選手がフランシスコ・ガルリゴス選手だった。
・どちらの対戦も、フランシスコ・ガルリゴス選手の対戦相手が日本人だった。
この2点の共通点は偶然なのでしょうか?
エリザベス・ゴンザレス審判とフランシスコ・ガルリゴス選手のプロフィールについても調べてみました。
柔道誤審 エリザベスゴンザレス審判 経歴・プロフィール
エリザベス・ゴンザレス(Elizabeth González)は、1987年4月21日生まれのメキシコ出身の柔道審判です。
エリザベスゴンザレス審判は18歳から柔道の審判を始め、2022年から国際柔道連盟(IJF)のワールドツアーイベントで審判を務めています。
これまでに以下の主要な大会で審判を務めました。
グランドスラム・パリ(2023年2月)
世界選手権・ドーハ(2023年5月)
グランプリ・ポルトガル(2023年1月)
IJFワールドマスターズ・エルサレム(2022年12月)
フランシスコ・ガルリゴス選手 経歴・プロフィール
フランシスコ・ガルリゴス(Francisco Garrigós)は、1994年12月9日生まれのスペイン出身の柔道選手です。
フランシスコ・ガルリゴス選手は60kg級で活躍し、数々の国際大会で優れた成績を収めています。
主な戦績は以下の通りです。
2014年 ヨーロッパジュニア 優勝
2014年 世界ジュニア 優勝
2016年 グランドスラム・アブダビ 優勝
2017年 – ヨーロッパオープン・オディベーラス 優勝
2018年 – 地中海競技大会 優勝
2019年 – ヨーロッパ競技大会 2位
2020年 – ヨーロッパ選手権 3位
2021年 - 世界選手権 3位
2022年 - ヨーロッパ選手権 優勝
2022年 - 地中海競技大会 優勝
2023年 - 世界選手権 優勝
2024年 - ヨーロッパ選手権 優勝
ガルリゴス選手 VS 永山竜樹選手 対戦成績
- ワールドマスターズ2019
→永山竜樹選手の勝利(金) - グランプリ・ブダペスト2018
→永山竜樹選手の勝利(金) - ワールドマスターズ2017
→永山竜樹選手の勝利(金) - グランドスラム・バクー2016
→永山竜樹選手の勝利(銀)
エリザベスゴンザレス審判とガルリゴス選手の関係性は?
審判の誤審自体が珍しいこと、あってはならないことなのにも関わらず、同じ審判と選手で2度も疑惑があるという点に、「偶然では片づけられない」と疑念を抱いている人も多いです。
SNSの声から、エリザベスゴンザレス審判とガルリゴス選手の関係性についてSNSに投稿されている意見の一部を紹介します。
メキシコはスペインの植民地で贔屓があった?
SNSの声
メキシコはスペイン語圏だし、同じ文化圏で贔屓目があったのかもしれんが、そもそも同じ文化圏の審判を付けたらダメでしょ。
SNSの声
ガルリゴス選手はスペイン人、エリザベス・ゴンザレス審判はそのスペインの植民地だったメキシコ人なので、忖度が働いたか。
SNSの声
国籍はメキシコみたいだけど、ゴンザレスの苗字はスペイン系に多いよね
賄賂や買収の疑惑
SNSの声
この件での抗議が通らないって、この審判だけじゃなくオリンピックの審判達全体が賄賂でも貰ってんじゃないかと疑うわ。
SNSの声
いくらで審判を買収したんだ?
SNSの声
色々疑った方がいいのかもしれない、買収もだけど日本嫌いの差別の可能性もある。
エリザベス・ゴンザレス審判とガルリゴス選手の関係性は定かではありませんが、1度でも有り得ないことがことが2度も続くと、疑惑の目を向けられても仕方がない部分はありますよね。
柔道誤審 エリザベスゴンザレス審判×ガルリゴス選手は誤審2回目か 関係性に疑念 まとめ
永山竜樹選手とガルリゴス選手の対戦結果はもう変わりませんが、釈然としない悔しさや怒りが沸き上がりますね。
判定は覆らないにしても、一歩間違えたら永山竜樹選手の命に関わる可能性もあった問題です。
日本人選手だけでなく、今後どの国の選手にもこのような不可解な判定と命の危機がないよう、ルール尊守の運営を求めて、日本側は徹底的に抗議して審判サイドの説明を引き出して欲しいと願います。