バレンタインデーは、大切な人への感謝や愛情を伝える特別な日です。
多くの人がチョコレートやお菓子を選びますが、最近注目されているのがハンカチのプレゼントです。
ハンカチは実用的でありながら、贈る人の心遣いやセンスを反映する素敵なギフト。
しかし、ハンカチには「別れやマーキング」という意味があって、プレゼントに適さないという話も。
この記事では、
- バレンタインデーにハンカチを贈るのはダメ?
- 日本や海外に昔から伝わる「ハンカチをプレゼントする」意味やジンクス
- 「ハンカチをプレゼントする」ことの現代的な意味や考え方
- ネガティブな意味に捉えられない贈り方
- バレンタインのハンカチプレゼントにオススメのブランドや柄
などをご紹介します。
バレンタインにハンカチを贈ると別れを意味する?昔からのジンクスは?
バレンタインデーにハンカチを贈ること自体は悪いことではありません。
しかし、日本ではハンカチを贈ることに「別れ」という意味が込められていると言われています。
日本で「ハンカチのプレゼント」が意味するものは?
ハンカチは日本語では「手巾(しゅきん)」と書きます。
この「手巾」は「てぎれ」とも読めることから「手切れ」から別れや縁切りを連想すると言われています。
また、涙をふく時に使うのもハンカチだから「悲しみ」「別れ」を連想させるという説もあります。
他にも、常に身に着けて普段使いするアイテムでもあるため、「自分のものだと目印をつける」という意味で「マーキング」の意味と取られることも。
海外では「関係を断つ」「香典返し」という意味も
中国では、ハンカチをプレゼントすることを「送巾離根」と呼び、関係を断つ意味があるとされています。
また、中国ではハンカチは手紙の封筒に入れて送ることもできます。その場合、ハンカチは手紙の内容を暗示するものとなります。例えば、白いハンカチは純愛を、赤いハンカチは情熱を、黒いハンカチは死別を表します。
台湾では「お葬式の香典返し」の意味があります。
このように、海外でもハンカチは様々な意味を持ち、プレゼントとしては避けられる傾向があります。
「ハンカチをプレゼントする」ことの現代的な意味や考え方は?
しかし現代の日本では、このようなジンクスを重視しないことも多く、むしろハンカチはオシャレで実用的なギフトとしての価値が高まっています。
現に筆者もこのジンクスや言い伝えは知っていますが、あまり気にせずに実用的なギフトとしてハンカチを選ぶことも多いです。
ハンカチは日常生活で使うアイテムであり、毎日のように使ういわば消耗品ですし、プレゼントすることで相手の日常に寄り添うような気持ちを表現できます。
それがマーキングの意味を持たせてしまっているとも言えますが、現実的に沢山持っていても困らず、老若男女問わず喜ばれるアイテムです。
価格帯も手頃なものから高価なブランドものまで、柄やデザイン・素材も種類が豊富ですし、相手に最適なものをチョイスできるプレゼントとして最適だと思っています。
とはいえ、「ハンカチのプレゼント」をネガティブな意味で認識している方も多いですし、ハンカチを贈る際には「ネガティブな意図はない」ことは伝えたいですね。
バレンタインにハンカチの意味|ネガティブな意味に捉えられない贈り方は?
「ポジティブな理由で選んだ」ことを口頭やカードで伝える
ハンカチのプレゼントにネガティブな意味もあるけど、それとは関係なくプレゼントしていることを伝えることが一番良いですが、
「送る相手が好きな柄のハンカチがあったから」
「送る相手が好きなブランドのハンカチがあったから」
「送る相手に似合うと思ったから」
「今後ともよろしくお願いします」
などを、渡すときに口頭で伝えたり、プレゼントの中にメッセージカードを添えるなどして伝えると誤解がなくてより良いですよね。
ハンカチだけでなく、チョコやその他プチギフトなども添えるのも効果的です。
「相手の事を考えて選んだと感じてもらえる」「上質なもの」を選んで、その気持ちを伝えましょう。
特別感を出す「イニシャル入り」
特に特別感を出したいのであれば、イニシャル入りのハンカチがおすすめです。
しっかり相手のことを考えて選び、事前に準備してくれたと感じられるため、ハンカチのネガティブなイメージは完全に払拭されますよね。
ブランドによっては「イニシャル刺繍サービス」などもあるため、気に入ったハンカチやブランドがある場合には、購入前に確認しておきましょう。
白地の無地ハンカチも要注意
白い無地のハンカチは、弔事を連想させることがあるため避けるべきハンカチです。
ワンポイントや刺しゅう入りを選ぶべきと言われています。
しかしこの白地の無地ハンカチも、しっかりと選んだ理由があってそれを相手に伝えられるなら問題ないと考えます。
もし特に理由がないのであれば、避けておいた方が無難です。
バレンタインにハンカチ|プレゼントにオススメの柄やブランド
バレンタインにハンカチを贈る場合、人気のブランドやおしゃれな柄のものを選ぶと喜ばれるでしょう。
有名どころだと、以下のようなブランドがあります 。
ポロラルフローレン(Polo Ralph Lauren)
アメリカのファッションブランドで、ポロシャツやカジュアルウェアが有名です。
ハンカチは、高品質なコットン素材で作られており、シンプルな無地やチェック柄、ポロベアなどのキャラクターがプリントされたものがあります。
おすすめは、チェック&ボーダータオルハンカチで、カラフルな色合いと柔らかな肌触りが魅力です。
ポールスミス(Paul Smith)
ギリスのファッションブランドで、クラシックとモダンを融合させたスタイルが特徴です。
ハンカチは、コットンやリネンなどの素材で作られており、ストライプやドット、花柄などの個性的なデザインが豊富です。
おすすめは、【LIBERTY(R)】ベーシックタイバー×LIBERTY ハンカチBOXセットで、英国の老舗生地メーカーのリバティ社とのコラボレーションで、上品な花柄のハンカチとシルバーのタイバーがセットになっています。
ラコステ(LACOSTE)
ラコステ(LACOSTE)は、フランスのファッションブランドで、テニスウェアやスポーツウェアが有名です。
ハンカチは、コットンやリネンなどの素材で作られており、シンプルな無地やボーダー柄、ワニのロゴがプリントされたものがあります。
おすすめは、ワントーンブランディングタオルハンカチで、さりげなくワニのロゴが入ったシックなハンカチです。
タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)
日本のファッションブランドで、モードとトラッドを融合させたスタイルが特徴です。ハンカチは、コットンやリネンなどの素材で作られており、無地やチェック柄、花柄などのデザインがあります。
おすすめは、【LIBERTY(R)】ベーシックタイバー×LIBERTY ハンカチBOXセットで、英国の老舗生地メーカーのリバティ社とのコラボレーションで、上品な花柄のハンカチとシルバーのタイバーがセットになっています。
カルバンクライン(Calvin Klein)
アメリカのファッションブランドで、ミニマルで洗練されたスタイルが特徴です。
ハンカチは、コットンやリネンなどの素材で作られており、無地やストライプ・チェック柄、ロゴがプリントされたものがあります。
おすすめは、Calvin Klein (カルバンクライン) ハンカチ メンズで、グレーのチェックのベーシックなハンカチで、カルバンクラインのロゴがさりげなく入っています。
UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)
日本のファッションブランドで、トレンドとベーシックをバランスよく取り入れたスタイルが特徴です。ハンカチは、コットンやリネンなどの素材で作られており、無地やチェック柄、花柄などのデザインがあります。
おすすめは、<シーアイランド フィッシュ ハンカチで、亀や魚など海の生き物がプリントされた遊び心のあるキュートなもの。
水族館や海洋類が好きな方のプレゼントにピッタリです。
相手の好みやファッションに合わせて、ぴったりなハンカチを見つけてみてください。
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