オリエンタルラジオ中田さんが自身のYoutubeチャンネルに投稿した動画
霜降り明星・せいやさん、松本人志さんだけでなく、茂木健一郎さんや堀江貴文さんも参戦してきて、大炎上中です。
Youtubeで大成功しているのに、なぜ今お笑い界にこのような提言をしたのか、疑問に思うところなのですが、実は中田さんは、最初に投稿した動画から一部分を削除して再投稿しています。
削除前の動画を見た人の中から、
「ただただ、中田は松本に認められたかったんだな」「憧れをこじらせた構ってちゃん」
という意見も出ています。
筆者も動画を見たあと違和感を覚えたのですが、この捉え方を見て納得できたところがありました。
「中田さんの松本人志さんに対しての憧れや羨望が感じられる」というのはどの点なのでしょうか。
解説していきます。
目次
削除された「中田の笑いには知性が必要」ドストエフスキー発言部分の動画
当初投稿された『【松本人志への提言】THE SECONDについて』の動画内で、
ドストエフスキーやモーツアルトを引き合いに出して、
「中田の笑いには知性が必要」と語った部分が、翌日削除されました。
その映像はこちらです。
さすがに笑ったわ。
— ビス子/【公式】江崎グリコ(Glico) (@Bisukodaze) May 30, 2023
「中田で笑うのって知性いるからね!」 pic.twitter.com/2HY6nGjaKD
良く燃えそうな内容です。
Twitterにも、困惑と失笑のコメントが殺到しました。

twitterユーザー
例え話としても今の中田程度と過去の偉人を一緒にするのはあまりにも失礼

twitterユーザー
これ、周りが言ってるならまだしも本人が言ってるの 超絶至高にクソださい

twitterユーザー
迂遠な言い方で何が言いたいのかなと思ったら結論が「バカに俺の笑いは分からねーよ」って言い出したんでビビりましたw

twitterユーザー
若い頃のまっちゃんもとがってたけど。中田の最後のコメントは少し引いたかな。単なる承認欲求かよっと
「中田の笑いには知性が必要」ドストエフスキー発言の真意に対しての考察
この発言について「松本人志のオマージュなんじゃないか」という意見も。
1994年の松本人志さんの人気絶頂気に発売され、ベストセラーになった「遺書」の中に、類似する内容が書かれています。
あっちゃんの「中田で笑うのって知性いるからね?」は、松本さんの遺書の中の「オレを理解するにはある程度のセンスとオツムが必要である」へのオマージュだと思う🤗 pic.twitter.com/kppG5FLabC
— かおるこ (@1201kaoruko) May 29, 2023
このくだり見て中田は未だに「遺書」の頃のダウンタウン松本病なんだな…って半分哀しい気持ちになった https://t.co/yA3uvQoU3P pic.twitter.com/8OtnmFdWFP
— きゃとらん (@sp284) May 29, 2023
もしオマージュや対比として、または皮肉として松本人志さんの「遺書」を引用して「中田の笑いには知性が必要」と言ったのなら、尚更消さない方が良かったと思います。
誰よりも松本人志さんのことを尊敬し、憧れ、神格化していることがにじみ出ているこの部分をこっそりと削除している点に、意図せずに出てしまった触れられたくない部分なのかなとも感じます。
松本人志になりたかった、よっぽど認められたかったんだろうという解釈
Youtubeで大成功しているのに、なぜ今お笑い界にこのような提言をしたのか。
誰よりも松本人志を尊敬して認められたかったというお笑い芸人として叶えられなかった気持ちが残っていると考えたら、そうなのかもしれません。
その中で、とても納得できる解釈をしている方がいました。
元放送作家で、オリエンタルラジオの最初のレギュラー番組を作家として担当された「長谷川良品」さんのTwitter投稿です。
オリラジ中田さんの動画を見た。松本人志的な笑い。価値観の統一という権威化への疑念。これはおおむね同意。そもそも物申す人間が誰一人いないのはやはり不健全だ。ただラストで論理破綻。ひっくり返った。あれはオチなのだろうか。いやマジだった。中田で笑った事がないという人がいるが「俺で笑う為…
— 長谷川良品 (@ryohin_jp) May 29, 2023
オリラジ中田さんの動画を見た。松本人志的な笑い。価値観の統一という権威化への疑念。これはおおむね同意。
そもそも物申す人間が誰一人いないのはやはり不健全だ。ただラストで論理破綻。ひっくり返った。あれはオチなのだろうか。いやマジだった。
中田で笑った事がないという人がいるが「俺で笑う為には知性が必要」とドストエフスキーまで持ち出し「分かる人には分かる」とサジェスチョン。
いやこれこそ笑いに文学性や偏差値を持ち出した松本人志的な笑いの系譜。
笑いの権威化を否定しながら最後は権威的な物言いをしてしまった。いわば松本人志になりたかったんだろう。よっぽど認められたかったんだろうなきっと。なんだか切なくなってしまった
長谷川良品
メタ的な視点でお笑い界全体を見た論理的な思考かと思いきや、その根底には「松本人志さんに認められたかった。今も自分を見て欲しい」という気持ちがあったとしたら、今の中田さんが反抗期の中学生のようにも思えてきます。
物申す人がいないから「松本人志に一切評価されなかった自分が文句を言う」と強調して話していましたし、この長谷川さんの意見には妙に納得してしまいました。
松本さんを据えた番組は注目度も高く、松本さんも「お笑い界のためになるなら」とオファーを受けていると推察します。
その結果、図らずとも松本イズム一強になっていて、誰も意見できないというのは不健全ではあると思いますが、中田さんの想いが「お笑い界に多様な価値観を」「新たなスターが誕生しやすい環境を」と考えるなら、松本さんとそう思想は変わらないと感じます。
この騒動、どこに落ち着くのか。
大元の主張は賛同する人も多いため、この一石がお笑い界に良い影響があると良いですね。
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