千葉県市川市南行徳のマンションの一室で、切断されたとみられる高齢女性の遺体が見つかった事件。
逮捕された「新かほり容疑者」は被害者の娘で、
「霊媒師になるために殺す必要があった」
「“遺体の一部を食べた”、“一部は後で食べるつもりだった”という趣旨の供述をしている」
などと、非常に衝撃的で不可解な供述をしています。
常人では理解ができない内容に、新かほり容疑者の生い立ちや家族構成が気になります。
- 新かほり容疑者の家族構成
- 新かほり容疑者の父親について
- 新かほり容疑者の生い立ち、学歴・職歴
上記をまとめてみました。
▼犯行現場となった自宅マンションの場所について
▼新かほり容疑者が傾倒していたスピリチュアル?facebook投稿とシャーマン「神人」について
目次
新かほり容疑者の家族構成(家系図)
新かほり容疑者の家族構成を家系図にすると以下になります。

ご近所の方の話から見えてくる、新かほり容疑者の家族について、まとめてみました。
参考:集英社オンライン
新かほり容疑者の父親について

- 有名私立大を出てIBM勤務
- 海外生活も長いエリート
- 夫婦とも自宅にジム用のトレーニング器具をそろえるほどのスポーツ好き
- 体格もよくて映画スターみたいにいい男だった
- 1981年に市川市内(犯行現場となった物件から1.5km程の場所)に土地・一戸建てを購入
- 2015年に犯行現場となったマンションを購入して夫婦で転居
- 退職後に病気になり(最後は足が動かなくなる難しい名前の病気とのこと)数年後に亡くなる
→2019年8月に母親とみられる女性がマンションを相続して所有権が移っていることから、その前後に亡くなったとみられる
新かほり容疑者母親について
- 専業主婦で活発な性格
- テニスクラブやジムにもよく通っていた
- 冷凍食品の試食会販売や、ホームパーティーで人を集めて実演、その場で売るなどもしていた
- 子供との仲は良かったが夫婦は不仲で、良く母親の大きな怒鳴り声が近所まで聞こえてきていた
→夫婦喧嘩の際は、ガチャンガチャンと食器や物を投げるような音が響いていたとのこと。 - 事件が起きる数年前から鬱もしくは認知症のような症状が出始め、新かほり容疑者が『お母さんが子供みたいにワガママになってるの』と同僚にもらすことも
新かほり容疑者の幼少期や生い立ち
近所の方が語る、新かほり容疑者の幼少期の様子です。
- 彫りの深い可愛らしい顔立ちで、会えばいつも挨拶する子
- スポーツは昔から好きで明るい子だったが、中学時代はおとなしかった
- ヨガのインストラクターは、大学を卒業してから始めた
- 小さい頃は大人しかったのでインストラクターという活動的な仕事をするとは想像できなかった
- ダイビングが趣味で、よく沖縄の海に潜りに行っていた
- 本当に「いい子」という印象しかない
地元の公立小学校から中学を経て、地元の私立大学に通っていた新かほり容疑者。
外資系超大手メーカー勤務の父親や活動的な母親、家庭は裕福だったものの、夫婦は不仲。
夫婦喧嘩の声(主に母親の怒鳴り声)が外まで聞こえてくるほどで、近所では「また始まったか」と認識されるレベルで日常茶飯事だったとのこと。
近所の女性は、
「かほりちゃんはそんな一家が周囲からどう見られているのか、小学校の頃から冷静に見ている節があって、同級生の親御さんが『お家のなかで遊ぶ?』と誘っても遠慮して入ってこないような子でした。どこか線引きしているような印象がありました。うちの子とも公園の遊具で一緒に遊んだり、仲良くしていたんですけどね」
幼い頃から大喧嘩を繰り返す両親のもとで過ごすことにより、自分の意志や感情を後回しにすることがクセづけられて、周りを客観視しながらより最善の行動を取ることが習慣化していたのかもしれませんね。
母方の祖母との同居、独立した兄の出戻り、父の病気が一気に重なる
2015年に両親が犯行現場となったマンションへ引っ越すまでの数年間、
母方の祖母との同居、独立した兄の出戻り、父の病気などが一気に重なった時期があった模様。
一時期は7人家族という大所帯で暮らしていたそうです。
母方の祖母との同居が始まり、父親が病気で身体が動かなくなってくると、母親は自分の母である祖母に怒鳴り声をあげるようになりました。
自分の母と夫の介護が重なり、ストレスが溜まっていたのかもしれません。
また、結婚して独立した兄が子供2人と共に実家に帰って来たこともあり、甥または姪2人の面倒は新かほり容疑者がみていたとの話もあります。
2015年までの数年間は、新一家にとっては大変な期間だったと思われますが、近所の方は”推測ではありますが”と前置きした上で、
「かおりちゃんはそんな家族の恥部を、周りには隠しておきたいという気持ちがあったのではと思います」
と話していました。
家族のことは気軽に話すことも、助けを求めることしてはいけないと思い「自分が何とかしなくては」という責任感も強かったのかもしれません。
2015年に犯行現場のマンションを購入した新かほり容疑者の両親は、夫婦2人で移り住みます。
どんどん足が動かなくなる病気にかかった父親はバリアフリーでない一戸建てだと暮らしにくいなどがあったのかもしれません。
兄と子供は別の場所で暮らし、認知症だった祖母は老人ホームへ入ったそうです。
犯行現場のマンションで母と2人暮らしになるまでの経緯
相続の情報から推察して、2019年頃に父親が亡くなったとみられ、その後すぐに祖母も亡くなったとのこと。
父親が亡くなった後、新かほり容疑者が『お母さんと一緒に住むことになりました』と近所に挨拶をしていたそうなので、父親と入れ替わりで母親と2人暮らしを始めたと思われます。
新かほり容疑者は、それまで家族が住んでいた一戸建てにいたのか、そこは両親がマンションに入居した際に売り払って1人暮らしをしていたのかは定かではありませんが、母親を1人にはしておけなかったのでしょう。
そこから、母親と犯行現場となったマンションで2人暮らしが始まりました。
同僚にもらしていた「介護の辛さ」と「スピリチュアル志向」
新かほり容疑者の母親の病状が思わしくなく、数年前から「霊媒師の元に通っていた」という情報もあり、
また同僚であった親しい友人には「お母さんが子供みたいにワガママになってるの」と母の精神状態と、半介護状態だった日々の苦労を漏らしていたと言います。
何ごとにも熱心で一生懸命な新かほり容疑者は、母親の介護に疲れて情緒不安定気味、またそれが故に感受性と共感力が非常に強かったとみられます。
▼同僚が語る新かほり容疑者については、こちらに詳しく記載
新かほり容疑者は「占いや霊視みたいな勉強会に行っている」と同僚に話し、
facebookにもあるスピリチュアルな書物やその著者に関する投稿が増えていました。
新かほり容疑者は、この「神人」氏や「大日月地神示」の書物に出会って、苦しい日々に何か新しい考え方や拠り所が見つかったのかもしれません。
正常な思考では決して行わないであろう「殺人」という結果は、自分自身から発生した意志により行き着いた行動なのか。
それとも第三者による洗脳などがあったのか。
事件の背景について、解明が待たれます。
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