「合理的にありえない」貴山(松下洸平)の7つの魅力 愛すべきチート級の完璧人間

本を読んでいる男性「合理的にあり得ない」
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柚月裕子さんの小説「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」に出てくる貴山伸彦(たかやま のぶひこ)

「真の主人公は貴山」という声が読者からあがるほど、主人公である上水流涼子(かみづる りょうこ)に勝るとも劣らない魅力で、作品になくてはならない存在です。

2023年4月よりフジテレビ月10枠でドラマ化されることが決定し、貴山役を松下洸平さんが演じることになりました。

どこまでドラマで再現されるかは分かりませんが、原作での貴山 伸彦の魅力をまとめて解説していきます!

原作小説「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」の内容を含みますので、原作既読の方以外はネタバレにご注意ください。

「合理的にありえない」貴山(松下洸平)の魅力

ドラマ版では、貴山伸彦役は松下洸平さんが演じます!

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頭脳明晰

貴山と言えば、何を置いても「頭脳明晰」という点が大きな魅力ですよね。
IQ140の天才で多くの分野に精通し、一度見たら詳細まで記憶して忘れない記憶力も持っています。

もはやチート級。

東大卒で将棋部の主将経験もあり、将棋の腕前はアマチュア五段。
(日本将棋連盟が主催しているアマチュア全国大会上位の成績を残すことでと五段~六段を取得できる)

作中でもその知識をフル稼働し、試合当日までほぼ不眠不休で将棋の試合の不正を暴いています。

その集中力もすごいですよね。

実務や気配りもできる

一般的に「IQ140の天才」と言うと、ある特定の分野にだけ突出して優秀で、その他のことは人並みもしくは苦手などは良くあることですが、貴山に関しては明晰な頭脳に加えて調査報告書を頼めば内容は正確で仕上がりも速い。
必要なことを先回りしてこなすこともできる「気働きや実務能力も兼ね備えている希少種だ」と上水流は太鼓判を押します。

裏社会との繋がりを持ち、そのツテを使って情報を引き出したり新たなパイプを作るなど、適宜利用していますが、魑魅魍魎が蠢く世界と相互利益をもたらせる関係性を維持できているところにも、貴山の手腕を感じさせます。

※ちなみに料理の腕前も一級品とのこと。

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端正な顔立ちでスタイルも良い

こんなに優れた能力を持った上でイケメンスタイル良し!
もう全部持ちじゃないですか。本当の希少種ですね。

今作には、そのイケメンを利用した解決方法などはありませんでしたが、ドラマや続編ではその恵まれた容姿を存分に使って欲しいですね。

感情を表に出さない、人付き合いが苦手

非常に有能な人材ですが、唯一の欠点と言えるのが、仕事にも人にも冷徹で
「感情を表に出さない、人付き合いが苦手」という点。

褒められても叱られても表情を崩すことはないというクールさ。

貴山ほどの人間が上水流のもとで雇われている理由は「居心地がいいから」ということで、「本当は私に気があるんでしょう」という上水流の問いには、毎回心底嫌そうな表情で答えています。

事務所の電話に出るのは貴山の役割ですが、上水流は「滅多に感情を表に出さない貴山の表情に嫌悪が見られるということは、よほど嫌な相手なんだな」など、表情に出ないことを逆手にとって貴山の心情を察しています。

また、テレビドラマ版では「女性と接するのが苦手」という設定になっています。

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演技が上手い

貴山は元俳優志望で劇団員に所属しており、演技も相当上手いです。

作中でも、様々な人物に扮して対象者に近づき、成果を挙げています。

実年齢とは違う年代、あらゆる方言や言語の発音も習得して、特定の人物になり切る役者顔負けの演技力は素晴らしいの一言。

しかし、元俳優志望で劇団員だったことを貴山は人に知られたくないと思っているようで、依頼人からの「役者としてもやっていける」などの声には曖昧に答えています。

俳優志望だったという過去で、優秀な能力を持っていながらも就職せずに探偵業をやっていた点にも納得できると同時に、夢を追っていた貴山に可愛げや人間味も感じますね。

上質なものを好む

貴山は、身の回りの物は質素で贅沢はしないタイプですが、体に取り入れる物は上質なものを選び、コーヒーや紅茶などにはこだわりがあります。

特に紅茶を淹れる腕前は一級品。

事務所を訪れた依頼人に飲み物を出すのは貴山の役割で、相手に合った茶葉を選び、淹れ方にこだわって提供しています。

紅茶に口をつけられることなく依頼人が帰った時には、深いため息をついて残念がっており、自分が提供する飲み物にはプライドを持っているようですね。

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猫が好き

感情を表に一切出さないクールな貴山ですが、唯一優しい眼差しや微笑みを向ける対象が「猫」

6年間一緒に仕事をしている中で、上水流が貴山の笑顔を見たのは一度きりで、それが雨の中で子猫を気遣いながら道を横切る母猫へ向けたものだったとか。

「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」の続編である「合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明」では、事務所に一時的に引き取った保護猫の「マロ」を愛でる様子や、自分の家で飼うために上水流に給料の値上げ交渉をする様子などが描かれています。
(猫を飼うには、今の手狭な家からもっと広い家に引っ越す必要があるため)

木曜劇場『忍者に結婚は難しい』の中で、菜々緒さんが演じる草刈蛍が属する甲賀忍者の諜報部員で、忍びの指令伝達の役目を担う【山田】という役割があり、毎回違う俳優さんが演じているのですが、第9話には”貴山伸彦”として松下洸平さんが出演しています。

ある作品の登場人物が、その作品の設定のまま別の作品に登場する「クロスオーバー」ってやつですね。

動く貴山をいち早く見ることができて、期待が高まります!

非常に魅力的な貴山というキャラクターが、この作品の面白さをグッと引き上げていると思うので、ドラマでもどんな貴山が見られるか非常に楽しみです!

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